こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 16 クローン

どーも、こめつぶです。

 

【クローン】

実際、研究は木に始まり、動物はウニから、そして哺乳類ヒツジのドリー。

そこからマウスやネコ、ウマ、オオカミなど成功している。

ネコは商業的に作成された。

コピーキャット」としてリトリニッキーは飼い主の元へ行った。

本体はその時点で死亡している。

 

そして、クローン人間と言うのは、基本普通に母親から生まれる。

ただし、その母親、母体は健康であれば誰でも良いという事。

 

A男さんのクローンを作りたい場合、例えばB子さんに産んで貰えば、それはAB赤ちゃんが出来るだけ。

 

簡単に言うと、A男さんの細胞を、体外に取り出したB子さんの核を除いた卵と細胞融合させ、また腹に戻す。

すると、産まれた子はA赤ちゃんでしかなく、それが成長すると指紋は違うが、顔もDNAも同じ人間になるという事。

B子の部分はない。

C子に産ませても同様、A男になる。これがクローンという事。

 

だから、B子の細胞だけで自分で産めば、単純にB子が出来上がる。

勿論、そっくりなだけで成長したら当然別人格になる。

子供の細胞からなら、また同じ子が産めるという事。

ただ、現実社会では色々な問題により、ヒトクローンは禁止されている。

 

しかし、漫画で資産家と医学のプロフェッショナルが組めば、学会追放されても良いなら研究は可能。

倫理問題さえなければ、科学力的には成功も可能だろう。

 

ただ、クローン生物は、40歳の細胞から作ると、産まれた時点で中身は40歳で、実際20歳になると、見た目は20歳のよう若々しいが、テロメアが40歳スタートになる為、中身は60歳となる。

という研究結果が1999年に出た。

 

なので、その分野の人間にはそれが定説になり、そういったSF物も多く、青山さんもそのつもりで構想してると思う。

だから、ヒツジのドリーは、時間的に若くして死んでしまった。

クローンはそう簡単じゃないんだと、みんなが思った。

 

でも、テロメアも初期化出来る薬が出来れば、短命問題もなくなり、クローンに限らず色んな分野で役に立つ、それはもう素晴らしい薬だろう。

と思ってAPTX4869を、青山さん自身も作ったのではないか?

1999年に、丁度哀ちゃんもベルモットも登場してる。

 

 

それを踏まえ、ベルモットがクローンだった場合。

当然、その本体が存在し、作った科学者がいる。

同一人物かも知れないし、別人かも知れない。

 

 

仮に半世紀前からを踏まえて、30~40代夫婦の子が小児癌で亡くなったとする。

資産家夫婦は、どうにかまた逢いたいと、最終的にはクローン技術に目を付ける。

科学者たちを集め研究させる。

 

たが、世間や法には許されない。

資産家は、権力などを使い、周りを黙らせる必要があった。

または、クローンをOKな世の中に変えようとした。

 

法に反する医学的な研究チームと、政治コントロールの為、殺人も厭わない実行チームの、総合的な「クローンの組織」が出来上がる。

 

動物実験を繰り返し、失敗と成功を重ね、10年後、遂に人クローン成功。

それが、妻の遺伝子から作った、ベルモット1号。

夫婦は満足しかけたが、調べた結果テロメアが短く短命である事が判明した。

 

更に20年の研究は続く。開始から30年。

ベルモット1号も20歳。実行チームで仕事をするようになる。

 

そんな危ない組織、世界が黙ってるわけない。

FBIに色々調べられるが、ベルモット1号が燃やす。

ジョディー父死亡。

 

ほどなくして、ベルモット1号が寿命で死亡。

研究が進み、ベルモット2号が誕生。

しかし、やはり寿命を延ばす事が出来ない。

 

数年後、そんな時、テロメアを伸ばす薬、全てを解決させる夢の薬

「シルバーブレット」を考案した宮野夫妻に組織の手が伸びる。

 

困ってる人達のためと言いくるめられ、エレーナも組織に入る。

志保にさよならテープを残す。

エレーナはその性格と実力からエンジェルと呼ばれる。

完璧になるまでには沢山の問題もあり、死亡事故などもあった。

そんな試作品は実行チームにとって便利な殺人道具になった。

その結果、テロメアを初期化し、寿命問題を解決する薬が完成する。

ベルモット2号10代後半。

宮野家族を見て、自分の存在に疑問を持ち始める。

自分に本当の母親はいない、エンジェルと呼ばれる母は自分の親ではない。

私のようなモルモットを本当に心配したり愛してくれる人なんていない。

こんな私のような存在をまた作ってはいけない。

 

そんな中事件は起きる。

上層部と実行チームがやっていた「薬による殺人」というやり方に、自分が加担していたショックからエレーナは、とうとう研究書類と共に自害する。

助けに入った厚司と死亡。

全て消し去りたいと思ってたベルモットも一安心。

 

しかし、その後の10数年の間で志保が跡を継ぐ。

ベルモットは完全終了の為、志保を狙う。

組織も、もはや目的が増えてしまっている。

 

 

 

 

 

組織のボスは、やはり本物のシャロンになってしまうのか?

恐らく誰にしても本人も死んでしまう年齢だ。

折角クローンがあるなら入れ替わりたいだろう。

その為の「記憶入れ替えプログラム」

ベルモットは自分の分身、入れ替わるならそこ以外ない。

そういう意味でベルモットはお気に入りだったのだろうか・・・

 

 

 

とまあ、これは原作に存在する点と点を繋げた一つの線に過ぎない。

線の繋ぎ方は幾らでもある。

じゃあ、あの現在の「高飛車女」は、結局誰だとなるし、本体にしたら若い。

あの時点ではまだ「記憶の入れ替え」は出来ない。

その時その話をしてるとこだから。

 

 

更にもう一人クローンがいる?

まあ、正直クローン設定なら何人かいる方が自然だ。

一人より成功の効率が良い。

綾波パターンだ。

ドリーも姉妹がいた。

何人かベルモットがいて、それぞれ役割があるのか。

変装要員だけが変装する必要がある為、爪が長くないのか。

そのベルモットがお気に入りなのか・・・

 

 

ん~・・・わからない。

 

でも、既にクローン自体は30年前くらいに成功してるなら、羽田浩司の「死体入れ替えトリック」にも使えちゃうね^^;

DNAは一緒だし、ただし指紋は違うから、そこが鍵とか。

じゃあ、赤井務武はどこへ?ってなるけど。

 

 

 

 

そして、余談だが2016年7月に、クローン短命が覆された。

クローンでもテロメアは本来通常で、むしろ繰り返せば長くなると裏付けられてしまった。

ドリーは、たまたまだった。

新たなヒツジクローンも通常通り生きた。

まあ、科学の進歩は良い事だが、20年もやってるうちに、ある意味現実がコナンを超えてしまった?

APTX4869は必要なかったのか?

SFの根底が覆ったと話題になった。

大丈夫なのか青山先生。

そこも計算済みであって欲しい。

 

 

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 15 城内

どーも、こめつぶです。

 

ひょっとしたら海の中に何かあるんじゃ・・・

海の中?

 

こんな海にわざわざ潜るなんて絶対何かあるぜ・・・

こんな海?

 

誰か止めて!!海に潜る気だよ!!

え?

こんな暗い中潜ったりしたら・・・

 

何や?何かあんぞ?

海の底に黒い塊が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、全て原作キャラのセリフですが、いかにも今思えば

同時に「海に何かある」と言ってるように聞こえますね。

 

勿論、何かとは「黒い塊」=黒の「鬼」こと組織。

 

物語上、そこにあるのは「碇」

碇とは、海底に食い込む石の爪をもつアンカー。

 

ここでも「爪」がボスを象徴し、石もまた日本では神を象徴してきた。

古くから石は変わらない永遠性の象徴として崇められ、「不老不死の薬」が作れると考えた者もいた。

宝石=石でもあり、キッドにも重なる。

 

そう言えばやけに関係ありそうなキーワードの言葉が似てる。

 

石・遺志・遺子・医師

医科・烏賊・一家

 

なんか、あの方は赤井の血が関係した、強い意志を持った医科一家の誰か。

そうヒントが出されてるように感じる。

 

そして、神である石、黒曜石でもある組織の碇こと「爪」

その爪が表す「高飛車女」

 

ここで一つ面白い情報として、ベルモットは爪が強調されてない。

アップになっても短い。

けど、ジョディーの家を燃やしたベルモットは、わざわざ爪が長く描かれてる。

これは、何を意味するのか・・・

ジョディーとの話が噛み合っていたから疑いもしなかったが

わざわざ意味もなくずっと顔が隠されている燃やしたあの人物

 

・・・本当にベルモットだったのだろうか?という疑問が生じた。

 

 

もう新出の変装もバレて、読者もそうだったんだってなった後「あなたが火を放ち」ってベルモットに話してるし、誰もがあの人物はベルモットだったんだ!?

すごい!ってなるのに全然顔見せない。

なんで年取らないの?って名場面を引き立たせるためにも、むしろハッキリあれがベルモットでしたって所をしっかり見せて、読者に分からせた方が分かりやすいのに。

 

少なくとも、ただでさえ話がちびっ子には難しいんだから、多少分かりやすくハッキリさせた方がいいはず。

 

読者「燃やしたのはベルモットだったのか~あれ?でも20年前だよね?」

ジョディー「なんで年取らないの?」

読者「そうだよ!年取ってないじゃん!?」

 

が、わかりやすいはず。

リンクさせたいなら別にあそこまでしっかりガードにする必要はない。

あれじゃまるで高飛車女の見せ方みたいじゃ・・・ん?

 

 

 

ここで妙な事に気付いた。

 

あれ?この怪しいベルモットとされてる人物・・・わざと指紋付けてるよね??

 

 

ジョディー父が組織の情報握ったようだから燃やすのも分かる。

父を自殺に見せかけて殺すのも分かる。

燃やしても指紋は残ったりするし、特にガラスなどには脂分が付着しやすいから

手袋してきたのも分かる。

指紋が残らないよう作業したり殺したりするから、手袋は犯人の必需品だよね。

分かる。

 

 

 

 

 

で、オイ。

 

折角うまく行ってるのに、なんで必死に口でわざわざ手袋外してメガネ触ってんだよ?

しかも、残りやすいガラス製品。

お前をそんなアホに育てた憶えはない(笑)

別にメガネくらい手袋してても取れるし。

帰りはまた手袋してるようだし。

 

つまり意図的。

 

 

そして、今だからこそ思う。

あれさえなければベルモット不死説なんて生まれなかった。

普通にシャロンシャロン、クリスはクリスで良かった。

とは言え、作者公認でシャロンはクリスと同一人物と言われてる。

 

だが、あの行為はまるで逆に「年取らないベルモット」をわざと作りたかったように思えてならない。

いつか組織を狙う大物たちに「同一人物」と気付いて欲しかったかのように。

 

 

でも、そう思わせてなんのメリットがある?

 

ベルモットシャロンで、クリスなんて存在はなかった」くらい。

しかも結局作者も同一人物とゲロってる。

 

ただし、燃やしたあの「人物」とクリス、又はシャロンが同一とは言ってない。

じゃあ、仮にあれ誰だ?

 

 

とにかく、わざと指紋を残し、同一に見せかけたい理由は一つ。

実際は同一人物ではないから。

 

よくスパイ系にある「指紋シール」

赤井さんは指紋のないものを付けていたようだが、こっちは現在のベルモットの指紋を付けてた事なる。

 

それが可能な人物は、20年前はきっとあんな感じでもあったと思われる「シャロン

その場合クリスが今のベルモット

クリスが今から20年前、20歳くらいなら指紋は準備出来る。

 

もしくは、爪から漂う「高飛車女」

 

 

 

シャロン=クリスではあるはずだが、それは「そんな時もあったので事実」という意味で、シャロンはいないわけじゃなく、シャロンは母として実在してる可能性も残しておいて良いかもしれない。

 

 

しかし、思えばあの二人は他の親子に比べて異常に似ている。

燃やしたシャロンがクリスとして顔出ししてても別人とは思わない。

顔が出せなかったのは、結構目が違う人物なのか?

 

 

しかし、高飛車女には、問題がある。

燃やした人物はメガネをジョディーに渡す時、右手。

カバンを右肩に背負っている。

これはスポーツ選手でもない限り利き手の肩に掛けるという、原作の別の回で言ってた右利きの根拠。

 

そして、高飛車女は左利きと思われる。

じゃあ、少なくとも高飛車女の線が薄くなった。

勿論100%左利きではないから、一応計算に入れておく必要はあるが。

 

 

どのみち、あれが20年前である以上、今度は高飛車女がなんで年取らないの?

って事になってしまう。

 

 

 

 

ある一番現実的じゃない仮説があるが、そんなバカなと未だに思ってる説。

自分で考えたが出来るだけそれ以外で成り立つなら後回しにしてきた設定。

 

 

クローン説

 

 

理論上、コナンが小さくなってるならそんなSFも当然無しではない。

しかも、医学が絡んだ話で、医師が追放されるようなヤバイ事をしてるのも事実。

 

ただし、クローン人間が出来ても記憶は同じではない。

最終目的が愛する娘のクローンで、記憶などを脳にインプットする為のプログラマー

癌で亡くなった7歳まで下げるのではなく、年を取らせる為の「ほとんどの人が必要ない薬」

全てすんなり成り立つ。

 

でも、実はクローンも双子ですら「指紋は違う」

 

だから、ベルモットのクローン説は消え、実際薬の副作用で年を取れなくなったと判断したが、あそこで指紋偽装してるなら、あえてのクローンも浮上する。

 

それが可能なら全ての理屈は通る。

 

本体ベルモットの遺伝子から、ベルモットのクローンは少なくとも二人。

 

まだ見ぬ本体合わせて三人はいる、もしくはいた。

その理屈だと、燃やした20年前のベルモットは死んでいる。

現在のベルモットもそう長くない。

 

詳しい事は、また次回。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 14 甲乙

どーも、こめつぶです。

 

イルカと言えば、こんな話も有名。

「骨の化石に黒曜石が刺さってた」

 

黒曜石はコナンでも登場してる。

水中に隠された凶器として。

組織を象徴している石が、水の中にあるという描写。

 

コナンは日本や海外の神々を重ねてるのは有名。

実際にアマテラスや、ギリシャ神話のヘラ、アフロディーテアテナ、エリスなども

話として登場させている。

 

だが、当然それだけではない。

あらゆる説話を匠に混ぜ合わせ、上手く変換させ独自の表現に変えてる。

「たまたま似てるだけ、こっちの話にも似てる」とかじゃなく全て併用してる。

というか、そう思った方がいい。

なぜなら、相手は知っての通り、あの青山先生。

思いつく限り、一番難しい設定をしても、その上を行っているお方だ。

だから真実が一つでも、物語の鍵は一つじゃない。

どの説話がより確信に近付けるか、それですらそれだけで解明するわけじゃない。

しかし、確実にそこに少なからずヒントはある。

 

物語・・・海の底・・・例えばその一つ

 

助けた灰原に連れられて。

魚と踊り、酒に酔う。

 時間が止まったような宴。

パンドラの箱は開けてはならない。

最後は本来の時に追い付き年を取る。

 

どっちの話かわからない程リンクしてる。

そして、龍宮城の話は原作にもある。

 

 孤島の姫と龍宮城。

 

そこに出てくる首謀者「平良伊江」が実は誘拐されたと言われてた「金城都」だった。

意外な人物が、意外な姿に変貌していた。

まさに、優しいエンジェルが、ヘルエンジェルになったよう。

コナンでは、女性は特にこういう変貌が描かれる気がする。

神話などの話のよう、何かを切欠に嫉妬などの泥沼展開から殺人。

 

そして意味深にその神話の正妻ヘラの顔にそっくり。

名前も平良とヘラで意図的と思われる。

エレーナを象徴してる気もするが、ボス自身の象徴もありうる。

 

残念ながら同様にエレーナの焼死もフェイクで、二代目がありうる以上

あの方が「エレーナ」も可能性も拭いきれない。

信じたくはないが、事実があれば犯人、それもまたコナンという漫画である。

 

現に、ヘラ同様、宮野厚司の正妻であり、ベルモットと厚司が何かあり、仲を疑い

それにより変貌し、薬を飲ませる事が出来る人物ではある。

 

正直、色んな見解からエレーナは怪しいが「子は殺さない」がストッパーになってる。

けど、カセット録音後「実は自分の子じゃないと知った」など恐ろしい事情によってはなくはない。

確かにこの話でも、実の子じゃないって内容だし、蜘蛛屋敷も実の子じゃない話。

それは、やめてあげて(悲)

 

でも、意外とそういう悲しい話は多いし、捨て子に手紙送ってた話や、それに嫉妬して殺人犯した仲居さんの話もある。

メインにそれがない保証もない。

 

 

姫は甲であり、乙にあらず。

姫は灰原を指した場合、対比になるのは母だろう。

助けた灰原に連れられてという所から、灰原=「亀」になるし

亀の甲羅からも「亀」=「甲」になる

更に「甲」は英語で「Shell

コードネームの「Sherry」にも近い。

 

そして「乙」は、何を表すのか。

そう、海の底深く、暗黒の闇に君臨する姫の城「龍宮城」

あの方を象徴する城の主。

開けてはいけない箱を持ち、酒や魚たちを統括し惑わす海のクイーン。

 

「乙姫」だ。

 

浦島太郎本来の話では、乙姫は太郎を薬漬けにし、子を産む道具に利用する。

 

タツノオトシゴは安産の象徴としてお守りにも使用される。

「海」は「産み」と重ねられたり、そもそも生命の源。

海は髪飾りを付けた母が語源。

 

 

また、竜=蛇と同一視され、四肢を持たない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから「死と再生」を連想させると言われる。


漢字の「虫」は蛇を象った字。

赤城山赤城大明神も大蛇神であり有名。

赤=蛇=龍=女王が繋がる。


弁才天の化身は蛇や龍。

 盤上の海=将棋の龍王=海のボス

色んな事から「蟹」の「虫」と蛇や龍も将棋も繋がる。

 

 

何より母を象徴する海の女王「乙姫」

そして「姫は甲であり、乙ではない」とは、甲を哀とすれば

「姫は哀で、エレーナではない」と取れる。

 

 

あくまで、単純に取ればだが、これも象徴であって、過去に同じような事があれば

別の女性を指している可能性はある。

そもそも、亀を助けたのがコナンとしてるが、過去の浩司(RUM)とかの場合、その妻の母とかにもなる。

まあ、そうなったらその母誰?ってなってしまうし、務武がジンの母、又はメアリー助けてその母がってなればどうにもならない。

 

浦島は最後実年齢になる象徴。

年齢がズレてる男は、基本新一しかいない。

やはり、この話から導き出されるのは、結局、シェリーの母「エレーナ」が一番妥当となってしまう。

 

 

本当に「乙姫」で打ち止めなら。

 

【乙姫】姉妹のうちで、妹の事をいう。

エレーナとメアリー、その場合ならエレーナが妹になる。

30ちょいくらいの赤井秀一がいる時点で、単純に考えればメアリーの方が姉には見える。

哀ちゃんは18と言ってるし、それから考えても明美は、それなりに近い。

初登場で女子高生に変装してるし、流石に30でそれはバレる(笑)

まあ、結局確証はないが。

 

 

コナンの蛇で思い付くのは、「黒の組織の影」で出てた「蛇のタトゥー」

ネイルスネイク=蛇の爪

女王と爪を表す。

爪と言えば、前回話したボスらしき「高飛車女」の特徴。

やはり、蛇=女王、高飛車女=爪=ボスの方式が暗示されてるのか?

 

しかも「釘と蛇」のマークは、新しく変わってる。

これは、やはりあの方の世代交代を思わせる。

ただ、どちらも銀の釘で打ち抜かれている。

最終的には、死んでしまう暗示か。

 

その時の犯人の動機は、裏切りへの恨み。バンドのロク。

 

 

また、もう一つ思い出すのは、これこそまさに海蛇事件。

姉の手の甲に、妹が海蛇の牙を刺す。

メアリーや哀に、妹である海の蛇が牙をむく。

毒牙はAPTX4869をも思わせる。

見事に象徴してる。

 

その話は、姉と男の取り合いだ。

 

 

色々な事が「エレーナ」を思わせるが、これも単純に思わざるを得ない。

似たように当てはまる姉妹が他にいるのではないだろうか?

エレーナは、知る限り高飛車ではないし、幾ら変貌してもヒステリックにはなるかもしれないが、それは自信も余裕もない暗い性格を表す。

高飛車という、自信たっぷりで余裕な上から女とは逆に思う。

 

 

 

他に妹女王の毒牙を喰らう可能性がある姉・・・

何らかの状態異常が見える、それなり年齢の女キャラ・・・

 

 

ベルモットだ。

 

確かに、亀は万年という長寿の象徴。

ベルモットを新一が「シルバーブレット」となり、結果助けてる状況でもある。

 

 

「まさか、あなたがボスの・・・姉だったとは」

 

ベルモットの・・・妹・・・

 

そう、それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・え、誰だ??(笑)?

 

それっぽい女性キャラで否定されてないような人いる?

尚且つ53巻までに名前が出てる。

過去の考察から考えると、恐らく見た目もそれなりに若いが50近い女性。

もしかすると「高飛車女」まんまの可能性大。

個人的にそこは確信してると言っても良い。

 

そしてあの英語からすると外国人。

ジョディーではない。

チョイ役では、ガッカリが強いだろうが、もう言ってられない。

該当するなら、不可能除外の人物にはなる。

 

容疑者を「高飛車女」に絞り、特徴を考慮し、試しに該当者をもう一度1巻から見直す必要がありそうだ・・・

 

 

53巻までに名前が出てる、そして75巻までにフルネーム。

という事は、苗字は無く、又は苗字だけでしか出てなかった人物という事。

毎回、フルネームが出てしまう普通の登場人物ではない。

 

あの方である「高飛車女」が、ベルモットの妹ならば、苗字はヴィンヤード。

しかし、そうなるとヴィンヤード姓は、もうシャロンしかしらない。

でも、例え妹であったとしても名前は全然違うはず。

同じ苗字なら安室どころか、全員にバレてるはずだから。

実はシャロンが存在し、実は妹だったとは思いたくない。

 

偽名として生きている、又は結婚などで苗字が違うなどの方法で、とにかく名前からでは外国人かもわからない可能性も考えるべき。

ただ、流石に見た目はあの感じで、いかにも日本人って雰囲気ではない。

蛇のような爪が長い女性キャラがさり気なく出てたのだろうか・・・

少なくとも現在フルネームがわかっているような人物で・・・

 

もう一歩が遠い。

 

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 13 冥漠

どーも、こめつぶです。

 

タツノオトシゴの珍しい特徴は、オスがお腹で子を育てる事。

コナンに照らし合わせた場合、妻が死んでしまい、またはいない状況で

父が育ててるような状況。

 

父が死んでいるような描写のキャラは除外。

そしてそれなりのメインキャラで該当するのは、例えば「ジン」

 

彼は相当ねじ曲がってる。

絶対的にまともな家庭環境では済まされない性格だ。

 

ならば、ジンの父があの方でもおかしくはない。

あれだけ誰の言う事も聞かなそうだが、あの方の事は信用している。

相当な恩義を感じている可能性は高い。

そうなると基本親になる。

 

「ジン」「親」で考えた時、一つの気がかりがある。

「暗がりに鬼を繋ぐか如く」というセリフだ。

 

その前にメアリーがそのまま同じ事言っている。

メアリーは、子供たちの為に男親(務武)になりきっている。

となると、その言葉は務武の言葉だ。

 

そう言えば、務武のあの感じ、ジンに似ている。

帽子からの目の出し方、髪の出し方、多少の目のクマ

秀一がそうであるように、頭の切れる秀一のライバルキャラ。

 

務武の子供として存在するのは、まず可能なのか。

それは、メアリーと結婚する前、誰かと付き合ってたなら可能になる。

秀一も仕事の為、女を捨てる性格。

親がそうでも不思議じゃない。

 

そういう世界観は以前、るりっぺこと「雨城瑠璃」の生い立ちにあった。

母が妊娠に気付いたのは、新しい彼と付き合い始めた後と説明してる。

 

つまり、ジンと秀一は、腹違いの務武の子であり、その女が数年後に打ち明け

幼い頃にジンとも多少絡んでいれば、一応教わった「言葉」が共通してるのも成り立つ。

 

務武には、もう家族があり、秀一も存在してる。

別れて2~3年くらい経ってれば、他の女がいて不思議じゃない。

 

 

務武は秀一と家族をしてる。

一方、ジンは母と二人苦しく寂しい幼少期を過ごす。

ドラマチックに母も死んでしまったらきっとあのジンが出来上がるだろう。

秀一を妬み、母の死もあり、不幸の原因を秀一の存在に重ねても仕方ない。

お互いこの世で出会いたくなかった同じような存在。

 

まあ、そんな話は、可能性の一例ですが、最低限の根拠と状況には重なってる。

 

問題はジンの母である「その女」

ジンのあの風貌、どう見ても純日本人には見えない。

ジンとベルモットは、わざわざ英語でメールしてる。

という事は、母は外国人キャラ。

と、考察しても、既に死んだキャラならそれ止まり。

 

ただ、その辺の時代に、そういう重要女性外人キャラがいた可能性はあるという事。

まあ、恨みが多少軽減するが、一応生きている設定もありだ。

そうなったら、かなりあの方候補になるかもしれない。

 

 

前回の根拠から、あの方は女性キャラ

そして実は「高飛車女」その人なのではないだろうかという可能性。

 

爪、利き手からも、ベルモットではないと考えてるし、RUMが浩司黒田なら、流石にあんなイメージ画像になならない。

声の印象で板倉が生み出した「イメージ女性」であるなら、わざわざ左利きを思わす描写にはならない。

つまり、あれは実際のキャラのままという事。

毎回ベルモットは、右手で電話してる。

そう描いている作者が、あえてベルと描き分けている事実。

 

そもそも、シルバー弾丸で止めたい気持ちがあるベルモット

「我々は神だ悪魔」だとノリノリで言ったり

「死者を蘇らせるような実験しようとしてますよ」

って、笑って言うのは、止めたい気持ちの人とは矛盾する。

 

 

 

常に化粧してるような、爪も長く、左利きという、あえてのヒントでありキャラ付け。

 

その場合、高飛車女キャラがいるなら、もう着地点はあの方の位置しかない。

もし、多少なりとも現在のヒントで繋がるなら、レフティージンの母ってのが可能性も高い。

高飛車女も日本語を使えるが、最後に流暢な英語で喋ってるあたり、外国人の可能性は高い。

その点もリンクする。

 

勿論、その場合、大元は更にその親で、娘が後継という形になる。

それくらい「半世紀以上」と言うのは昔話になる。

そして、文豪の伏線もあるので、後継は女性であると、むしろリンクする。

 

秀一やジンの親、務武やメアリー、エレーナたちは勿論

その親世代も関わらなくては、半世紀以上は成り立たない。

ややこしいし、ほぼ出てないキャラの話。

ある程度の根拠で、幾つも予想するしかない。

何十通りの道を読む、そこから最善の手を探す。これこそまさに将棋。

望む所だ。

 

 

 

そんな遠い記憶を読み解く暗い海底を歩いていると

本来あるはずもないものが見えた。

 

龍・・・海の底・・・根城・・・竜の海の城・・・

 

 

 

 

 

 

・・・竜宮城だ。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 12 海中

どーも、こめつぶです。

 

海には色んな生物がいます。

コナンは海に答え、もしくはヒントになる何かがあると思います。

前にも言ったように、さり気なく海に関係する圧倒的量。

思いつくだけでも

蟹、メカジキ、海賊、儒艮、人魚、エビス、一角岩、寿司

海蛇、うなぎ、海星、クロダイ、魚へんを取ると名前になる回など多々。

 

何より「サメ=探偵」という表現もあるくらい。

そして、蘭のストラップはどういう趣味かナマコ(笑)

これも、海鼠(ナマコ)と書く。

家族揃って暖かそうな、ねずみ好き。

意図的というか、青山さんは全て計算してる。

怪しい所は探って損はさせない優しさと厳しさ。

 

 

コナンではイルカも、よく目に付きます。

「彼女は人気者のイルカ」「小笠原イルカツアー」「水族館のイルカショー」

映画でも「イルカくじらウォッチング」「イルカの粘土」

純黒ではもはやイルカがテーマ。

探せばもっとあるでしょう。

 

イルカは人に次いで脳化指数が大きく、潜在的可能性が古くから指摘されている

頭の良い象徴。

コナンという漫画を表すには、まさに打って付けの象徴。

 

また、生物分類上はイルカとクジラに差はない。

「クジラ」の名は、体色が黒と白に色分けされていることから来る

「黒白(クロシロ)」に由来するともいう。

 

その中でも優秀な頭脳で俊敏で潜水が得意で、鋭い牙が体長ほどに伸びたクジラ。

コナンキーワードの一つ「角」を保有する、海の騎士。

 

「イッカク」

 

まさに主人公的で、コナンに類似する。

実際コナンも原作で「クロシロくん」と表現され、それはパトカー、警察を表したもの。

警察サイドで、コナンと同クラスの主人公的キャラ

赤井秀一も、このイッカクに表されてると思われる。

 

コナンと秀一は、同じシルバーブレットとされ、力も魅力も同一視される。

 

更に組織の参謀RUMを羽田浩司とするなら、七つの駒

前線で乱す飛車=シャロン、銀=スペルGINのジン、香車=元組織員の浅香

歩のない将棋は負け将棋と言われる勝負の生命線、歩兵=黒田兵衛=羽田浩司。

 

だとしたら、盤上を斜めに打ち抜く「角」が、ライこと赤井秀一だったのかもしれない。

あくまで、作者のイメージとして。

 

コナンと秀一は、更に他のキャラにはない意外な共通点がある。

 

秀でた弾丸、続く新しい弾丸を思わすような漢字の「一」という

まさに一画であり一角だ。

 

海の主人公イルカ=クジラ=「イッカク」であり、局面を一手で変える、将棋の主役「角」を表現している。

 

原作で新一に憧れる元アースレディースの女優。

蘭に「まるで探偵みたい」と言われるように、新一を模していた。

その時、TVの中で彼女が手にしているのも将棋の「角」

これも、新一=コナン=角を表している材料になる。

 

 

 

ならば、海のボスは誰だ?

鯨以上の存在が思いつかない。

 

海の悪魔、敵を表す異形の存在、黒の組織のイメージ、深海の大王・・・

 

 

 

イカ?

 

イカは、そもそも「烏賊」と書く。

カラス族・・・それっぽい(笑)

イメージカラーの真っ黒な墨も吐くし。

 

【由来】

イカは死んだマネをして海に浮かんでいます。

それを見つけたカラスが海に降りてイカをついばもうとすると、イカは足でカラスを捕まえる。

 

あれ?カラス捕まえちゃうの?

 

【特徴】

タコの墨は一気に広がるが、イカは自分の体と似た形のものを出し

敵がそちらに気を取られているうちに逃げるためと考えられている。

 

 

お、RUMっぽい感じか?

 

でも、逆に目が良く、海の情報屋みたいで、むしろ務武か?

え、務武生きてないよね?

最終的には、生き返る予定とか?

 

確か、原作でイカと言えば、なんかイカ飛行機作ってたよね?

あ、その時「沖矢昴」こと、赤井さん絡んでたな・・・

やっぱり、あるとしたらこれは赤井務武か?

 

イカ・・・イカ・・・若狭の時のスキュタレー暗号の偏と旁か?

 

人偏に力

 

 

 

【仂】

仂とは、働の略字として知られる。

ロク、つとめる、人名であれば

 

 

「つとむ」

 

 

 

 

・・・当たったーーー!?いや、外れたーーーーーー!!?(笑)

 

 

 

青山先生!!

これも計算済みですか!?

この手筋も防ぐんですか!?

王手と思いきや、完全なる鉄壁の守り。

 

 

 

 

そして、もっとせめて大王イカ調べても結局収穫はなかった。

 

ダメだ、息が続かない。

 

海の王って誰だ・・・

意外と王っぽくないのか?

確かに浩司黒田がNo.2で、あの方も似た顔なら、その組織暑苦しい。

漫画としては女王、またはイケメンが望ましい。

 

将棋・・・確かに盤上は実際海と言われるほど深く潜る記憶と読み合い勝負。

飛車が仮にシャロンこと、ベルモットなら、その裏は「龍王」!?

 

龍・・・海・・・神龍・・・龍に似た存在・・・

 

龍の落とし子か!

 

リュウ、またはウマに頭部が似てる事から「海馬」とも書く。

 

まさに、脳の記憶領域。

 

 

 

そして、私はとうとう純黒の闇の底へ到達する。

今回の報告は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 11 深層

どーも、こめつぶです。

 

羽田浩司事件について、可能性が上がったので追記です。

 

前にも言ったのですが、あの事件現場には

 

アマンダ、浅香、羽田浩司、そして赤井務武がいたと思われます。

 

簡単に振り返ると、浩司であるRUMが、権力者アマンダを殺害。

浅香とRUM浩司は、組織に関わる知り合いで、揉めてる所に務武登場。

浅香は元組織員の可能性は高い。

 

務武、話し合いを持ちかけるが、問答無用でRUM浩司が仕掛けバトル。

務武、目潰しを食らわせるが、残念ながら死亡。

RUM浩司、負傷した為、浅香を取り逃がす。

 

隠しても逃げても燃やしても足が付くこの状況を打破する為

あえて証拠を偽装し、RUM浩司一世一代の死体入れ替えトリック決行。

 

世間的に浩司死亡、務武行方不明、浅香容疑者、秀一決意、秀吉養子潜入

ヤバイ奴らから逃げるメアリー、浅香は憎しみと皮肉で若狭

目を潰されたRUMは、赤井家を消しにかかる、同時に組織はその血筋に脅威を感じる

 

全ての辻褄は通る。

死体入れ替えトリックの細かいことに関しては青山先生に任せる。

 

だが、不可能除外で残る成り立つルートがこれだけだったから

必然的にそのうち、17年の歳月を経て、義眼で白髪に髭で厳つい感じにバージョンアップしたRUM浩司が登場すると思っていたが、若干更にひねってると感じた。

 

 

 

やはり、推理モノなら犯人は、推理させる為、事前に出ておくべきこれがセオリー

写真や回想コマだけじゃなく、堂々と出ている可能性が+1

「RUMが動き出した」とも言ってるので、更に可能性は上がる+1

そう考えると現在動いている、更には、黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則

「この3人の中の誰だ」言ってる誰かであるのが潔い+1

この時点で、+3

 

そして、「屈強な大男」は、務武を力で制圧し薬を飲ませたなどが理由だろうけど
「女のような男」は劇場版の話し方じゃ、原作の理由にはならない。
棋士の正装「和装」だと思う 。
組織の人間もみんな日本人じゃないだろうし、馴染みのない外国人にはスカートに見える 。
「年老いた老人」は見事な白髪や白ひげで成り立つ。

 

更に言うと、「屈強な大男」は、「屈強な男」ではなく「屈強な大男」である事。

あえて大男と付け加える理由は、普通に比べ体が大きかった事を強調する為。

「年老いた老人」も「老人」で良い所、あえて更なる老人理由が強調されてる。

これは、ただの老人と言うより、いかにも「ザ・老人」という印象を受けたという事。

 

杖、ハゲ、少し白髪、こんなのは若くても沢山いる。

頭に描いて欲しい、漫画的に年老いた老人を。

その描いた老人、量はともかく髪の毛真っ白ですよね?

なんなら白い髭も生えてませんか?

 

長い歳月を生きないと、通常なりえない綺麗な全白髪。

つまり、多くの人に共通して、年老いた老人は完全な白髪や髭があり

逆に、完全な白髪や髭があれば、年老いた老人を連想する。

 

そして「女のような男」も強調になる。
女ではなく、女のようだけど絶対に男とわかっているという事。

長髪くらいじゃジンもそうだし、わざわざみんなも言わないだろう。

やはり、和装であればスカートのように見える可能性はあるが、棋士は出てるとは言え、そんな振りがあったわけじゃないので、やはり今までの路線を考えると仕草、行動に出た可能性が高い。

 

ただ、つまりRUMは羽田浩司なのだが、更なる可能性を考慮し計算に追加すると、現在の候補者の誰かに姿が変わって、既に登場してる可能性が高いという事。

 

 

 

個人的には、言ってたように17年経ち、義眼で白髪に髭で厳つい感じにバージョンアップしたRUM浩司期待していた。

でも、残念ながら自分の推理が「既に出てる可能性」を高くしてしまった。

 

最低限、浩司に顔が近いが17年経っていて、大男で白髪で髭で、なにか女性らしい所がある。

そして、あの3人・・・あれ?いるよね?かなり近い人。

 

 

 

黒田兵衛、になってしまう・・・

 

 

 

そんなバカな・・・

個人的には、ミスリードが過ぎるだろ、幼稚な引っ掛けすぎるぜ青山先生wって思って

真っ先に候補から外した人物。

「どっかの大ボスみたいなツラ」とかも言ってたし

そうだねハイハイ、そんなベタな事言っちゃダメダメwっていじってたのに・・・

 

 

逆にまさかだったのかもしれない。

バーボンもバーボン頼んでるし、ありえないがありえる。

今回はちゃんと更なる裏事情の「元羽田浩司」なんて衝撃もあるし、十分成り立つ。

ちゃんと大男で義眼で白髪髭で貫禄も注文通り全部ある。

 

伏線のように「紅茶の女子会事件」的なのもあったし、紅茶好きで良く飲んでたのを見て「女のよう」って思われたのかも。

 実際大和に「あのオッサンあの面で紅茶かよ?」と言われるくらい、違和感があり

本来、女子数人で集まって飲むようなものと、誰より原作がそう表現している。

 

 

更に見返すと、現実の17年くらい前、12~13巻で「seraのマニキュア事件」があり

同様にドアトリックがあったとお伝えした。

それだけじゃなく、プログラマーや三兄弟や義眼を思わせる話が連続している。

そして17年後の90巻で、再び封を切ったかのように、羽田浩司類似事件があり

連続して真純、メアリーが登場し、扉が開かれたようにドアトリックの事件が起きる。

 

 

そして、問題はその後。

裏切りの制裁、行方、矛先、真相、と連続する「過去が暴かれる話」

この時は、赤井、安室、スコッチの真相ではあるが、登場人物の顔を見て欲しい。

 

布施億康、まるで黒田兵衛そっくりじゃないか。

あの髭と眉毛のハネ感、そしてコナンも思わず「でかっ!!」と言ってる。

 

勿論、実際この人が黒田とか言う訳じゃない。

別人とわかってる。

それに黒髭だし。

 

たまたま、似たようなキャラなんて幾らでもいる、と思ってた。

もう一人の登場人物、雑誌記者「梶谷宏和」が被っているハンチング帽を見るまでは。

 

顔は随分違うが、これは赤井務武のトレードマーク。

そして、波土録道のマネージャー「円城佳苗」まで、アマンダに近い。

 

そもそも「波土録道」=ASACAを象徴してたではないか。

 

これは、意図的な暗示だ。

 

安室たちの真相と、羽田浩司事件の真相を密かに引っ掛けてるんだ。

 

 

 

だが、そう思っても浩司の事件内容を知らない以上、こっちの事件とどこが部分的に似てるのかも、はっきりはわからないし、証明にもならない。

 

確かにASACAの象徴、波土が消え、残りの3人で揉めているし、酷似までは行かずとも

ヒントのようなものはあるはず。

波土の片目を鑑識が開き、ご丁寧に浅香の義眼をも表現もしてる。

 

「17年間、なぜそれを黙ってた」なんてセリフや「片方のコンタクト落とした」など

死体入れ替えトリックや、目潰しなど、あの日の出来事を象徴するような話もある。

 

 

だが、やはりそこから過去と未来を読み取るのは無理がある。

 

 

けど、リンクさせてるのは間違いなく意図的。

普通に呼んでいれば素通りだった。

そんな形でリンクさせてるとは、普通思わない。

精々、ASACAって曲が、実際何か関係あるのかな?くらいだ。

 

じゃあ、そのリンクに何の意味があるか。

証拠には当然ならないけど後押しにはなる。

 

 

羽田浩司事件と密かに重ねてるこの事件の登場人物、アマンダ役、浅香役、務武役

 

そして、黒田役がいるという事。

 

 

誰も気付かないようなところに、こんな17年越しのミスリード入れても意味はない。

気付いた者へのサービスとして受け取っておこう。

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 10 航海

どーも、こめつぶです。

 

~前回の続き~

月に住む赤い目。

月とレッドアイは兎を示してたんだ!

実際、原作でも月は勿論兎も暗示のような出かたをしてた。

 

ただ、野原を走ってた!とかじゃなく、名作ミストレの序章とも言える回。

わざわざ宇佐木跳三にうさぎの影絵。

なかなかのムリくり感。

そんな手にする意識があるなら、もっと何か出来たでしょ。

つまり暗示。

 

なんか、自分で言っててファイナル・デスティネーションを思い出す。

そりゃ何言ってんの?って思われても仕方ない。

でも、分かる人には分かるはず。

人一倍に論理と計算と細かいけど確実な違和感に基づいて弾き出してる事。

原作と照らし合わす事を目的に遠回りしてるだけ。

 

あの方が「うさぎ」だと言った所で、それが原作と大きくリンクした上で、それを手がかりの一つにして、その人物を一から注目して洗い出す為の行動。

 

そして現に一見でただの日常回より、そういう死の予兆ならぬ暗示は、重要回に潜みがち。

それも可能性を上げる大きなポイント。

 

 

 

長編名作回「鳥取クモ屋敷の怪

科学の元祖、プログラムに繋がる「カラクリ」の名の絡繰峠

以前言ったベルモット不妊説を暗示するような「子が出来ない」話。

エレーナやベルモットを彷彿とさせる、変貌した女が火事起こす昔話。

月や星を見に行こう発言。

そしてご存知「Shine

これだけならその先はなかったが、最後の最後に婆さんがこう言った。

 

「ほら「因幡の白兎」でも話したらーかなァ…」

 

これで、助けた大黒さまと大黒連太郎が繋がって、とか言うのは誘いのトラップ。

そんな手には乗らないし、大事なのはそこじゃない。

 

そもそも、あえてこの話をラストのコマにぶっ込んでくる必要はないのに出した事。

うさぎのキーワードをここに出し、その「因幡の白兎」は泣いているという事。

物語では大黒さまに助けてもらい、めでたしとなる。

 

何が重要かと言うと、赤い目の兎は、赤井家の人間と関わりがあり、レッドアイを象徴するほど原作でも泣いている人物という事。

そしていつも大黒さまこと大国主に、涙を止めて貰っている人物。

 

 

毛利蘭だ。

 

 

原作上で、実は一番よく泣いている。

というか、そういう話の進め方を意図的に作者にさせられてるほどだ。

新一との絡みで毎回泣かされてるし、子供編でさえ泣いていて、そこをピックアップされてるような話。

やはり、赤井秀一とも絡み、本人にも「また、泣いているのか」と言われてる始末。

「お前はいつも泣いてるな」と赤い目への念を押してくれている。

そして、もう一人の赤い目の兎候補、明美とも重ねられる。

 

二人が重なり、哀ちゃんまで原作で明美と蘭を重ねてる。

つまりそれらは、明美が亡くなっているので、現在蘭が「兎」を象徴してる裏付けになる。

 

ただ、今回の「兎」からは、直接まだあの方に繋がらなかったという残念な結果だ。

しかし、重要なのは、こういった形で原作とリンクする事が出来るという事。

 

前回の終わりにあの方の尻尾を掴んだと思ったのは、この「兎」

蘭にたどり着くとは思わなかった。

今回の潜入報告は以上です。

かなり深いとこまで行ったんだけどな・・・

 

 

ただ、私がなぜ今航海と表現しているか。

陸じゃなかった、空じゃなかった。

 

蟹、メカジキ、海賊、儒艮、鮫、イルカ、エビス、一角岩、寿司。

また、魚へんを取ると名前になる「青里周平」回。

逆に、原作キーワード「月」「星」「烏」「虎」「犬」など

それらに魚へんや三水のさんずい、海などを付けて読むと成り立つ事。

魚塚や瑛海はその役割だった?

組織は海に誘ってたのか?

私は深く深く漆黒のディープ・ブルーへ潜ろうとしてる。

 

まさに、先輩潜入者イーサン本堂が言ってたように。