こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 13 冥漠

どーも、こめつぶです。

 

タツノオトシゴの珍しい特徴は、オスがお腹で子を育てる事。

コナンに照らし合わせた場合、妻が死んでしまい、またはいない状況で

父が育ててるような状況。

 

父が死んでいるような描写のキャラは除外。

そしてそれなりのメインキャラで該当するのは、例えば「ジン」

 

彼は相当ねじ曲がってる。

絶対的にまともな家庭環境では済まされない性格だ。

 

ならば、ジンの父があの方でもおかしくはない。

あれだけ誰の言う事も聞かなそうだが、あの方の事は信用している。

相当な恩義を感じている可能性は高い。

そうなると基本親になる。

 

「ジン」「親」で考えた時、一つの気がかりがある。

「暗がりに鬼を繋ぐか如く」というセリフだ。

 

その前にメアリーがそのまま同じ事言っている。

メアリーは、子供たちの為に男親(務武)になりきっている。

となると、その言葉は務武の言葉だ。

 

そう言えば、務武のあの感じ、ジンに似ている。

帽子からの目の出し方、髪の出し方、多少の目のクマ

秀一がそうであるように、頭の切れる秀一のライバルキャラ。

 

務武の子供として存在するのは、まず可能なのか。

それは、メアリーと結婚する前、誰かと付き合ってたなら可能になる。

秀一も仕事の為、女を捨てる性格。

親がそうでも不思議じゃない。

 

そういう世界観は以前、るりっぺこと「雨城瑠璃」の生い立ちにあった。

母が妊娠に気付いたのは、新しい彼と付き合い始めた後と説明してる。

 

つまり、ジンと秀一は、腹違いの務武の子であり、その女が数年後に打ち明け

幼い頃にジンとも多少絡んでいれば、一応教わった「言葉」が共通してるのも成り立つ。

 

務武には、もう家族があり、秀一も存在してる。

別れて2~3年くらい経ってれば、他の女がいて不思議じゃない。

 

 

務武は秀一と家族をしてる。

一方、ジンは母と二人苦しく寂しい幼少期を過ごす。

ドラマチックに母も死んでしまったらきっとあのジンが出来上がるだろう。

秀一を妬み、母の死もあり、不幸の原因を秀一の存在に重ねても仕方ない。

お互いこの世で出会いたくなかった同じような存在。

 

まあ、そんな話は、可能性の一例ですが、最低限の根拠と状況には重なってる。

 

問題はジンの母である「その女」

ジンのあの風貌、どう見ても純日本人には見えない。

ジンとベルモットは、わざわざ英語でメールしてる。

という事は、母は外国人キャラ。

と、考察しても、既に死んだキャラならそれ止まり。

 

ただ、その辺の時代に、そういう重要女性外人キャラがいた可能性はあるという事。

まあ、恨みが多少軽減するが、一応生きている設定もありだ。

そうなったら、かなりあの方候補になるかもしれない。

 

 

前回の根拠から、あの方は女性キャラ

そして実は「高飛車女」その人なのではないだろうかという可能性。

 

爪、利き手からも、ベルモットではないと考えてるし、RUMが浩司黒田なら、流石にあんなイメージ画像になならない。

声の印象で板倉が生み出した「イメージ女性」であるなら、わざわざ左利きを思わす描写にはならない。

つまり、あれは実際のキャラのままという事。

毎回ベルモットは、右手で電話してる。

そう描いている作者が、あえてベルと描き分けている事実。

 

そもそも、シルバー弾丸で止めたい気持ちがあるベルモット

「我々は神だ悪魔」だとノリノリで言ったり

「死者を蘇らせるような実験しようとしてますよ」

って、笑って言うのは、止めたい気持ちの人とは矛盾する。

 

 

 

常に化粧してるような、爪も長く、左利きという、あえてのヒントでありキャラ付け。

 

その場合、高飛車女キャラがいるなら、もう着地点はあの方の位置しかない。

もし、多少なりとも現在のヒントで繋がるなら、レフティージンの母ってのが可能性も高い。

高飛車女も日本語を使えるが、最後に流暢な英語で喋ってるあたり、外国人の可能性は高い。

その点もリンクする。

 

勿論、その場合、大元は更にその親で、娘が後継という形になる。

それくらい「半世紀以上」と言うのは昔話になる。

そして、文豪の伏線もあるので、後継は女性であると、むしろリンクする。

 

秀一やジンの親、務武やメアリー、エレーナたちは勿論

その親世代も関わらなくては、半世紀以上は成り立たない。

ややこしいし、ほぼ出てないキャラの話。

ある程度の根拠で、幾つも予想するしかない。

何十通りの道を読む、そこから最善の手を探す。これこそまさに将棋。

望む所だ。

 

 

 

そんな遠い記憶を読み解く暗い海底を歩いていると

本来あるはずもないものが見えた。

 

龍・・・海の底・・・根城・・・竜の海の城・・・

 

 

 

 

 

 

・・・竜宮城だ。