こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 14 甲乙

どーも、こめつぶです。

 

イルカと言えば、こんな話も有名。

「骨の化石に黒曜石が刺さってた」

 

黒曜石はコナンでも登場してる。

水中に隠された凶器として。

組織を象徴している石が、水の中にあるという描写。

 

コナンは日本や海外の神々を重ねてるのは有名。

実際にアマテラスや、ギリシャ神話のヘラ、アフロディーテアテナ、エリスなども

話として登場させている。

 

だが、当然それだけではない。

あらゆる説話を匠に混ぜ合わせ、上手く変換させ独自の表現に変えてる。

「たまたま似てるだけ、こっちの話にも似てる」とかじゃなく全て併用してる。

というか、そう思った方がいい。

なぜなら、相手は知っての通り、あの青山先生。

思いつく限り、一番難しい設定をしても、その上を行っているお方だ。

だから真実が一つでも、物語の鍵は一つじゃない。

どの説話がより確信に近付けるか、それですらそれだけで解明するわけじゃない。

しかし、確実にそこに少なからずヒントはある。

 

物語・・・海の底・・・例えばその一つ

 

助けた灰原に連れられて。

魚と踊り、酒に酔う。

 時間が止まったような宴。

パンドラの箱は開けてはならない。

最後は本来の時に追い付き年を取る。

 

どっちの話かわからない程リンクしてる。

そして、龍宮城の話は原作にもある。

 

 孤島の姫と龍宮城。

 

そこに出てくる首謀者「平良伊江」が実は誘拐されたと言われてた「金城都」だった。

意外な人物が、意外な姿に変貌していた。

まさに、優しいエンジェルが、ヘルエンジェルになったよう。

コナンでは、女性は特にこういう変貌が描かれる気がする。

神話などの話のよう、何かを切欠に嫉妬などの泥沼展開から殺人。

 

そして意味深にその神話の正妻ヘラの顔にそっくり。

名前も平良とヘラで意図的と思われる。

エレーナを象徴してる気もするが、ボス自身の象徴もありうる。

 

残念ながら同様にエレーナの焼死もフェイクで、二代目がありうる以上

あの方が「エレーナ」も可能性も拭いきれない。

信じたくはないが、事実があれば犯人、それもまたコナンという漫画である。

 

現に、ヘラ同様、宮野厚司の正妻であり、ベルモットと厚司が何かあり、仲を疑い

それにより変貌し、薬を飲ませる事が出来る人物ではある。

 

正直、色んな見解からエレーナは怪しいが「子は殺さない」がストッパーになってる。

けど、カセット録音後「実は自分の子じゃないと知った」など恐ろしい事情によってはなくはない。

確かにこの話でも、実の子じゃないって内容だし、蜘蛛屋敷も実の子じゃない話。

それは、やめてあげて(悲)

 

でも、意外とそういう悲しい話は多いし、捨て子に手紙送ってた話や、それに嫉妬して殺人犯した仲居さんの話もある。

メインにそれがない保証もない。

 

 

姫は甲であり、乙にあらず。

姫は灰原を指した場合、対比になるのは母だろう。

助けた灰原に連れられてという所から、灰原=「亀」になるし

亀の甲羅からも「亀」=「甲」になる

更に「甲」は英語で「Shell

コードネームの「Sherry」にも近い。

 

そして「乙」は、何を表すのか。

そう、海の底深く、暗黒の闇に君臨する姫の城「龍宮城」

あの方を象徴する城の主。

開けてはいけない箱を持ち、酒や魚たちを統括し惑わす海のクイーン。

 

「乙姫」だ。

 

浦島太郎本来の話では、乙姫は太郎を薬漬けにし、子を産む道具に利用する。

 

タツノオトシゴは安産の象徴としてお守りにも使用される。

「海」は「産み」と重ねられたり、そもそも生命の源。

海は髪飾りを付けた母が語源。

 

 

また、竜=蛇と同一視され、四肢を持たない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから「死と再生」を連想させると言われる。


漢字の「虫」は蛇を象った字。

赤城山赤城大明神も大蛇神であり有名。

赤=蛇=龍=女王が繋がる。


弁才天の化身は蛇や龍。

 盤上の海=将棋の龍王=海のボス

色んな事から「蟹」の「虫」と蛇や龍も将棋も繋がる。

 

 

何より母を象徴する海の女王「乙姫」

そして「姫は甲であり、乙ではない」とは、甲を哀とすれば

「姫は哀で、エレーナではない」と取れる。

 

 

あくまで、単純に取ればだが、これも象徴であって、過去に同じような事があれば

別の女性を指している可能性はある。

そもそも、亀を助けたのがコナンとしてるが、過去の浩司(RUM)とかの場合、その妻の母とかにもなる。

まあ、そうなったらその母誰?ってなってしまうし、務武がジンの母、又はメアリー助けてその母がってなればどうにもならない。

 

浦島は最後実年齢になる象徴。

年齢がズレてる男は、基本新一しかいない。

やはり、この話から導き出されるのは、結局、シェリーの母「エレーナ」が一番妥当となってしまう。

 

 

本当に「乙姫」で打ち止めなら。

 

【乙姫】姉妹のうちで、妹の事をいう。

エレーナとメアリー、その場合ならエレーナが妹になる。

30ちょいくらいの赤井秀一がいる時点で、単純に考えればメアリーの方が姉には見える。

哀ちゃんは18と言ってるし、それから考えても明美は、それなりに近い。

初登場で女子高生に変装してるし、流石に30でそれはバレる(笑)

まあ、結局確証はないが。

 

 

コナンの蛇で思い付くのは、「黒の組織の影」で出てた「蛇のタトゥー」

ネイルスネイク=蛇の爪

女王と爪を表す。

爪と言えば、前回話したボスらしき「高飛車女」の特徴。

やはり、蛇=女王、高飛車女=爪=ボスの方式が暗示されてるのか?

 

しかも「釘と蛇」のマークは、新しく変わってる。

これは、やはりあの方の世代交代を思わせる。

ただ、どちらも銀の釘で打ち抜かれている。

最終的には、死んでしまう暗示か。

 

その時の犯人の動機は、裏切りへの恨み。バンドのロク。

 

 

また、もう一つ思い出すのは、これこそまさに海蛇事件。

姉の手の甲に、妹が海蛇の牙を刺す。

メアリーや哀に、妹である海の蛇が牙をむく。

毒牙はAPTX4869をも思わせる。

見事に象徴してる。

 

その話は、姉と男の取り合いだ。

 

 

色々な事が「エレーナ」を思わせるが、これも単純に思わざるを得ない。

似たように当てはまる姉妹が他にいるのではないだろうか?

エレーナは、知る限り高飛車ではないし、幾ら変貌してもヒステリックにはなるかもしれないが、それは自信も余裕もない暗い性格を表す。

高飛車という、自信たっぷりで余裕な上から女とは逆に思う。

 

 

 

他に妹女王の毒牙を喰らう可能性がある姉・・・

何らかの状態異常が見える、それなり年齢の女キャラ・・・

 

 

ベルモットだ。

 

確かに、亀は万年という長寿の象徴。

ベルモットを新一が「シルバーブレット」となり、結果助けてる状況でもある。

 

 

「まさか、あなたがボスの・・・姉だったとは」

 

ベルモットの・・・妹・・・

 

そう、それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・え、誰だ??(笑)?

 

それっぽい女性キャラで否定されてないような人いる?

尚且つ53巻までに名前が出てる。

過去の考察から考えると、恐らく見た目もそれなりに若いが50近い女性。

もしかすると「高飛車女」まんまの可能性大。

個人的にそこは確信してると言っても良い。

 

そしてあの英語からすると外国人。

ジョディーではない。

チョイ役では、ガッカリが強いだろうが、もう言ってられない。

該当するなら、不可能除外の人物にはなる。

 

容疑者を「高飛車女」に絞り、特徴を考慮し、試しに該当者をもう一度1巻から見直す必要がありそうだ・・・

 

 

53巻までに名前が出てる、そして75巻までにフルネーム。

という事は、苗字は無く、又は苗字だけでしか出てなかった人物という事。

毎回、フルネームが出てしまう普通の登場人物ではない。

 

あの方である「高飛車女」が、ベルモットの妹ならば、苗字はヴィンヤード。

しかし、そうなるとヴィンヤード姓は、もうシャロンしかしらない。

でも、例え妹であったとしても名前は全然違うはず。

同じ苗字なら安室どころか、全員にバレてるはずだから。

実はシャロンが存在し、実は妹だったとは思いたくない。

 

偽名として生きている、又は結婚などで苗字が違うなどの方法で、とにかく名前からでは外国人かもわからない可能性も考えるべき。

ただ、流石に見た目はあの感じで、いかにも日本人って雰囲気ではない。

蛇のような爪が長い女性キャラがさり気なく出てたのだろうか・・・

少なくとも現在フルネームがわかっているような人物で・・・

 

もう一歩が遠い。