こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 17 岩

どーも、こめつぶです。

 

コナンでは、結構音楽要素もあり、そういった回は結構重要です。

その一つの「rock」

バンド系の話も幾つかあります。

最近では、露骨に「ASACARUM」が象徴された話。

波戸録道の引退。

赤井務武や黒田兵衛たちに似せたキャラまで登場する。

 

黒の組織の影「釘とへび」もバンドの解散関係。

蛇の爪ことネイル・スネイクのタトゥーの犯人。

板垣ロクの脱退が動機。

 

初代ロックバンドと言えば、木村達也。

ヒット曲「血まみれの女神(ブラッディビーナス)

マネージャーの変貌、戻ってきて欲しい達也。

 

 

ちょいちょい出てくるロックにも色々重ねてそうですね。

赤い女神は誰の象徴なのか、変貌は誰の変貌なのか。

そばにいた人を表すマネージャー。

 

 

ただ一つ確かな事は、「rock」=「岩」である事。

スペルも同じ。

大きな石、前回説明した、まさにあの方の象徴。

 

そして大きな宝石、ビッグジュエルとも重なる。

 

石=碇=爪が全てあの方を指してる。

 

 

 

 

 

なにより、全ての始まりの象徴「癌」

英語では「蟹」だが、古来日本ではこう書かれている。

 

 

「岩(ガン)」

 

 

そこにも繋がる。

 

恐るべし青山プログラム。

飽きさせない。

 

 

「黄金の女神が掲げる大海の奇跡」

「人類の母であるこの大海原」

 

女神は、恐らく「金」でもある。

色んなとこから金を象徴してるような事はあった。

海の金は「金屏風」でも象徴される。

描かれた白鷺はコウノトリ目という種類で、一般的に「子供・出産」を象徴する鳥。

 

初期のイタリア強盗団でも、ゴールは「金」だった。

それを最後に教えてくれたのも、ネオンの「魚」だ。

 

あの方そのものなのか、そばにいる誰かなのかはわからないが

それらが共に象徴されているのは確かなようだ。

 

 

 

七つの子が解明した重要回「封印」の中で、魚が石の中にいる。

そしてそれは水中に沈んでいた。

その石の灯篭には「仁王の石の在り処」が暗号で書かれている。

 

コナンも言っているように、仁王は金剛力士、金剛石は宝石の王ダイヤと。

 

魚がいる水の中、石、金、王。

そこまでリンクしてるなら、これは「もう一つの暗号」

「あの方を示す暗号」も封印されてるとも受け取れる。

疑わないで見過ごすのは自由。

ただ、可能性が少しでもあるなら調べない訳には行かない。

 

 

仁王が寝ている太陽に一番近い場所も「水星」

話の中で「魔物」と言われた目の赤い伝説の「大蛇」

そして答えは最初の場所にあった・・・

 

 

ん~・・・兎を象徴する蘭?最初から監視してる哀ちゃん?・・・なわけないし。

 

最初の場所は、時間の事か?

全てが始まった過去。

赤い目からしても赤井家の親族だとは思うけど。

 

その絡繰屋敷のキーワード、逆転。

「上と言われたら下」

太陽に一番近い水星より、一番遠いところにそれっぽい「海王星」がある。

確かに魚は海の方がしっくりくる。

 

ただその更に奥、当時最果ての惑星だった「冥王星」の存在が怖い。

まさに死を司る冥府の王の名を持つ惑星。

組織は死んだ者を蘇らせようとしてる可能性が高い。

つまり、冥王星こそしっくりくる。

 

更に興味深いのは、その星の周りをうろつく衛生、カロン

奥の奥の更に裏で操るような存在。

太陽系、最果ての最果てを象徴する「カロン

 

 

エレーナを利用し、ベルモットを操る裏番長。

 

 

 

カロン(Charon)」の別名、シャロン

 

 

 

結局、ここに辿り着く。

 

 

 

 

 

母なる海とは「母」の象徴で、当然該当者ではある。

むしろ、存在するなら一番しっくりくる人物。

 

誰だかわからないような脇役が出てきたり、優しかったあの人がという残酷な結末より

存在しないと思われた人物が最後の最後ベルモットの後ろから出てきたら、それはそれで衝撃の展開。

他の誰よりよっぽど納得出来るだろう。

 

ベルモットが少なくとも人間であれば親はいる。

不老不死より、当時から動物では実現してるクローンの方が現実的。

ベルモット本人は止めたいという事は、あのベルモットが始めたわけじゃない。

という事は、クローンだとしたら、ベルモットを作った誰かがいるという事。

そんな事を始める奴は、その遺伝子を持った家族しかいない。

 

その場合、考えられるのは、2つ。

ベル子を産んだ後々に妻が亡くなり、夫が「妻」を蘇らせようとするパターン。

もう一つは、ベル子が亡くなり、夫妻が必死に「子」を蘇らせようとするパターン。

 

現実的思考や、犯人は母という事から踏まえても、その二択なら後者だろう。

 

最高の愛の象徴、歪んではしまっていたが、全ては「子を想う母の愛」が始まりだった。

これならどんな悪魔も綺麗に終われる。

 

 

 

 

一応、別人としての登場だが名前は出てる。

あの方は、姿が出てるわけでもない。

あれよりもっと老けてる本物の母体シャロンが出てきたら一応全体的に丸く収まる。

 

 

 

 

若干、腑に落ちないのは「なぜ、そんなクローン娘を舞台女優にしたのか」

表舞台に立つことは許されないのに・・・なんて事を新一も言われてたな。

 

抑圧があるからこそ、出ちゃいけないからこそ承認欲求が我慢出来ないなら

逆に多くの人に認めて貰いたい一心で動機にはなるか。

 

 

 

ボスが八岐大蛇なら将棋同様、王以外が七つの子。

シャロン本体のクローン、「七人のベルモット」がいた可能性もある。

 

 

後は、シャロンルートがちゃんと矛盾なくまず繋がる事が可能かどうかだ。

 

大女優で石のボス、シャロン・ストーンってのも洒落か?^^;