こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 13 冥漠

どーも、こめつぶです。

 

タツノオトシゴの珍しい特徴は、オスがお腹で子を育てる事。

コナンに照らし合わせた場合、妻が死んでしまい、またはいない状況で

父が育ててるような状況。

 

父が死んでいるような描写のキャラは除外。

そしてそれなりのメインキャラで該当するのは、例えば「ジン」

 

彼は相当ねじ曲がってる。

絶対的にまともな家庭環境では済まされない性格だ。

 

ならば、ジンの父があの方でもおかしくはない。

あれだけ誰の言う事も聞かなそうだが、あの方の事は信用している。

相当な恩義を感じている可能性は高い。

そうなると基本親になる。

 

「ジン」「親」で考えた時、一つの気がかりがある。

「暗がりに鬼を繋ぐか如く」というセリフだ。

 

その前にメアリーがそのまま同じ事言っている。

メアリーは、子供たちの為に男親(務武)になりきっている。

となると、その言葉は務武の言葉だ。

 

そう言えば、務武のあの感じ、ジンに似ている。

帽子からの目の出し方、髪の出し方、多少の目のクマ

秀一がそうであるように、頭の切れる秀一のライバルキャラ。

 

務武の子供として存在するのは、まず可能なのか。

それは、メアリーと結婚する前、誰かと付き合ってたなら可能になる。

秀一も仕事の為、女を捨てる性格。

親がそうでも不思議じゃない。

 

そういう世界観は以前、るりっぺこと「雨城瑠璃」の生い立ちにあった。

母が妊娠に気付いたのは、新しい彼と付き合い始めた後と説明してる。

 

つまり、ジンと秀一は、腹違いの務武の子であり、その女が数年後に打ち明け

幼い頃にジンとも多少絡んでいれば、一応教わった「言葉」が共通してるのも成り立つ。

 

務武には、もう家族があり、秀一も存在してる。

別れて2~3年くらい経ってれば、他の女がいて不思議じゃない。

 

 

務武は秀一と家族をしてる。

一方、ジンは母と二人苦しく寂しい幼少期を過ごす。

ドラマチックに母も死んでしまったらきっとあのジンが出来上がるだろう。

秀一を妬み、母の死もあり、不幸の原因を秀一の存在に重ねても仕方ない。

お互いこの世で出会いたくなかった同じような存在。

 

まあ、そんな話は、可能性の一例ですが、最低限の根拠と状況には重なってる。

 

問題はジンの母である「その女」

ジンのあの風貌、どう見ても純日本人には見えない。

ジンとベルモットは、わざわざ英語でメールしてる。

という事は、母は外国人キャラ。

と、考察しても、既に死んだキャラならそれ止まり。

 

ただ、その辺の時代に、そういう重要女性外人キャラがいた可能性はあるという事。

まあ、恨みが多少軽減するが、一応生きている設定もありだ。

そうなったら、かなりあの方候補になるかもしれない。

 

 

前回の根拠から、あの方は女性キャラ

そして実は「高飛車女」その人なのではないだろうかという可能性。

 

爪、利き手からも、ベルモットではないと考えてるし、RUMが浩司黒田なら、流石にあんなイメージ画像になならない。

声の印象で板倉が生み出した「イメージ女性」であるなら、わざわざ左利きを思わす描写にはならない。

つまり、あれは実際のキャラのままという事。

毎回ベルモットは、右手で電話してる。

そう描いている作者が、あえてベルと描き分けている事実。

 

そもそも、シルバー弾丸で止めたい気持ちがあるベルモット

「我々は神だ悪魔」だとノリノリで言ったり

「死者を蘇らせるような実験しようとしてますよ」

って、笑って言うのは、止めたい気持ちの人とは矛盾する。

 

 

 

常に化粧してるような、爪も長く、左利きという、あえてのヒントでありキャラ付け。

 

その場合、高飛車女キャラがいるなら、もう着地点はあの方の位置しかない。

もし、多少なりとも現在のヒントで繋がるなら、レフティージンの母ってのが可能性も高い。

高飛車女も日本語を使えるが、最後に流暢な英語で喋ってるあたり、外国人の可能性は高い。

その点もリンクする。

 

勿論、その場合、大元は更にその親で、娘が後継という形になる。

それくらい「半世紀以上」と言うのは昔話になる。

そして、文豪の伏線もあるので、後継は女性であると、むしろリンクする。

 

秀一やジンの親、務武やメアリー、エレーナたちは勿論

その親世代も関わらなくては、半世紀以上は成り立たない。

ややこしいし、ほぼ出てないキャラの話。

ある程度の根拠で、幾つも予想するしかない。

何十通りの道を読む、そこから最善の手を探す。これこそまさに将棋。

望む所だ。

 

 

 

そんな遠い記憶を読み解く暗い海底を歩いていると

本来あるはずもないものが見えた。

 

龍・・・海の底・・・根城・・・竜の海の城・・・

 

 

 

 

 

 

・・・竜宮城だ。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 12 海中

どーも、こめつぶです。

 

海には色んな生物がいます。

コナンは海に答え、もしくはヒントになる何かがあると思います。

前にも言ったように、さり気なく海に関係する圧倒的量。

思いつくだけでも

蟹、メカジキ、海賊、儒艮、人魚、エビス、一角岩、寿司

海蛇、うなぎ、海星、クロダイ、魚へんを取ると名前になる回など多々。

 

何より「サメ=探偵」という表現もあるくらい。

そして、蘭のストラップはどういう趣味かナマコ(笑)

これも、海鼠(ナマコ)と書く。

家族揃って暖かそうな、ねずみ好き。

意図的というか、青山さんは全て計算してる。

怪しい所は探って損はさせない優しさと厳しさ。

 

 

コナンではイルカも、よく目に付きます。

「彼女は人気者のイルカ」「小笠原イルカツアー」「水族館のイルカショー」

映画でも「イルカくじらウォッチング」「イルカの粘土」

純黒ではもはやイルカがテーマ。

探せばもっとあるでしょう。

 

イルカは人に次いで脳化指数が大きく、潜在的可能性が古くから指摘されている

頭の良い象徴。

コナンという漫画を表すには、まさに打って付けの象徴。

 

また、生物分類上はイルカとクジラに差はない。

「クジラ」の名は、体色が黒と白に色分けされていることから来る

「黒白(クロシロ)」に由来するともいう。

 

その中でも優秀な頭脳で俊敏で潜水が得意で、鋭い牙が体長ほどに伸びたクジラ。

コナンキーワードの一つ「角」を保有する、海の騎士。

 

「イッカク」

 

まさに主人公的で、コナンに類似する。

実際コナンも原作で「クロシロくん」と表現され、それはパトカー、警察を表したもの。

警察サイドで、コナンと同クラスの主人公的キャラ

赤井秀一も、このイッカクに表されてると思われる。

 

コナンと秀一は、同じシルバーブレットとされ、力も魅力も同一視される。

 

更に組織の参謀RUMを羽田浩司とするなら、七つの駒

前線で乱す飛車=シャロン、銀=スペルGINのジン、香車=元組織員の浅香

歩のない将棋は負け将棋と言われる勝負の生命線、歩兵=黒田兵衛=羽田浩司。

 

だとしたら、盤上を斜めに打ち抜く「角」が、ライこと赤井秀一だったのかもしれない。

あくまで、作者のイメージとして。

 

コナンと秀一は、更に他のキャラにはない意外な共通点がある。

 

秀でた弾丸、続く新しい弾丸を思わすような漢字の「一」という

まさに一画であり一角だ。

 

海の主人公イルカ=クジラ=「イッカク」であり、局面を一手で変える、将棋の主役「角」を表現している。

 

原作で新一に憧れる元アースレディースの女優。

蘭に「まるで探偵みたい」と言われるように、新一を模していた。

その時、TVの中で彼女が手にしているのも将棋の「角」

これも、新一=コナン=角を表している材料になる。

 

 

 

ならば、海のボスは誰だ?

鯨以上の存在が思いつかない。

 

海の悪魔、敵を表す異形の存在、黒の組織のイメージ、深海の大王・・・

 

 

 

イカ?

 

イカは、そもそも「烏賊」と書く。

カラス族・・・それっぽい(笑)

イメージカラーの真っ黒な墨も吐くし。

 

【由来】

イカは死んだマネをして海に浮かんでいます。

それを見つけたカラスが海に降りてイカをついばもうとすると、イカは足でカラスを捕まえる。

 

あれ?カラス捕まえちゃうの?

 

【特徴】

タコの墨は一気に広がるが、イカは自分の体と似た形のものを出し

敵がそちらに気を取られているうちに逃げるためと考えられている。

 

 

お、RUMっぽい感じか?

 

でも、逆に目が良く、海の情報屋みたいで、むしろ務武か?

え、務武生きてないよね?

最終的には、生き返る予定とか?

 

確か、原作でイカと言えば、なんかイカ飛行機作ってたよね?

あ、その時「沖矢昴」こと、赤井さん絡んでたな・・・

やっぱり、あるとしたらこれは赤井務武か?

 

イカ・・・イカ・・・若狭の時のスキュタレー暗号の偏と旁か?

 

人偏に力

 

 

 

【仂】

仂とは、働の略字として知られる。

ロク、つとめる、人名であれば

 

 

「つとむ」

 

 

 

 

・・・当たったーーー!?いや、外れたーーーーーー!!?(笑)

 

 

 

青山先生!!

これも計算済みですか!?

この手筋も防ぐんですか!?

王手と思いきや、完全なる鉄壁の守り。

 

 

 

 

そして、もっとせめて大王イカ調べても結局収穫はなかった。

 

ダメだ、息が続かない。

 

海の王って誰だ・・・

意外と王っぽくないのか?

確かに浩司黒田がNo.2で、あの方も似た顔なら、その組織暑苦しい。

漫画としては女王、またはイケメンが望ましい。

 

将棋・・・確かに盤上は実際海と言われるほど深く潜る記憶と読み合い勝負。

飛車が仮にシャロンこと、ベルモットなら、その裏は「龍王」!?

 

龍・・・海・・・神龍・・・龍に似た存在・・・

 

龍の落とし子か!

 

リュウ、またはウマに頭部が似てる事から「海馬」とも書く。

 

まさに、脳の記憶領域。

 

 

 

そして、私はとうとう純黒の闇の底へ到達する。

今回の報告は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 11 深層

どーも、こめつぶです。

 

羽田浩司事件について、可能性が上がったので追記です。

 

前にも言ったのですが、あの事件現場には

 

アマンダ、浅香、羽田浩司、そして赤井務武がいたと思われます。

 

簡単に振り返ると、浩司であるRUMが、権力者アマンダを殺害。

浅香とRUM浩司は、組織に関わる知り合いで、揉めてる所に務武登場。

浅香は元組織員の可能性は高い。

 

務武、話し合いを持ちかけるが、問答無用でRUM浩司が仕掛けバトル。

務武、目潰しを食らわせるが、残念ながら死亡。

RUM浩司、負傷した為、浅香を取り逃がす。

 

隠しても逃げても燃やしても足が付くこの状況を打破する為

あえて証拠を偽装し、RUM浩司一世一代の死体入れ替えトリック決行。

 

世間的に浩司死亡、務武行方不明、浅香容疑者、秀一決意、秀吉養子潜入

ヤバイ奴らから逃げるメアリー、浅香は憎しみと皮肉で若狭

目を潰されたRUMは、赤井家を消しにかかる、同時に組織はその血筋に脅威を感じる

 

全ての辻褄は通る。

死体入れ替えトリックの細かいことに関しては青山先生に任せる。

 

だが、不可能除外で残る成り立つルートがこれだけだったから

必然的にそのうち、17年の歳月を経て、義眼で白髪に髭で厳つい感じにバージョンアップしたRUM浩司が登場すると思っていたが、若干更にひねってると感じた。

 

 

 

やはり、推理モノなら犯人は、推理させる為、事前に出ておくべきこれがセオリー

写真や回想コマだけじゃなく、堂々と出ている可能性が+1

「RUMが動き出した」とも言ってるので、更に可能性は上がる+1

そう考えると現在動いている、更には、黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則

「この3人の中の誰だ」言ってる誰かであるのが潔い+1

この時点で、+3

 

そして、「屈強な大男」は、務武を力で制圧し薬を飲ませたなどが理由だろうけど
「女のような男」は劇場版の話し方じゃ、原作の理由にはならない。
棋士の正装「和装」だと思う 。
組織の人間もみんな日本人じゃないだろうし、馴染みのない外国人にはスカートに見える 。
「年老いた老人」は見事な白髪や白ひげで成り立つ。

 

更に言うと、「屈強な大男」は、「屈強な男」ではなく「屈強な大男」である事。

あえて大男と付け加える理由は、普通に比べ体が大きかった事を強調する為。

「年老いた老人」も「老人」で良い所、あえて更なる老人理由が強調されてる。

これは、ただの老人と言うより、いかにも「ザ・老人」という印象を受けたという事。

 

杖、ハゲ、少し白髪、こんなのは若くても沢山いる。

頭に描いて欲しい、漫画的に年老いた老人を。

その描いた老人、量はともかく髪の毛真っ白ですよね?

なんなら白い髭も生えてませんか?

 

長い歳月を生きないと、通常なりえない綺麗な全白髪。

つまり、多くの人に共通して、年老いた老人は完全な白髪や髭があり

逆に、完全な白髪や髭があれば、年老いた老人を連想する。

 

そして「女のような男」も強調になる。
女ではなく、女のようだけど絶対に男とわかっているという事。

長髪くらいじゃジンもそうだし、わざわざみんなも言わないだろう。

やはり、和装であればスカートのように見える可能性はあるが、棋士は出てるとは言え、そんな振りがあったわけじゃないので、やはり今までの路線を考えると仕草、行動に出た可能性が高い。

 

ただ、つまりRUMは羽田浩司なのだが、更なる可能性を考慮し計算に追加すると、現在の候補者の誰かに姿が変わって、既に登場してる可能性が高いという事。

 

 

 

個人的には、言ってたように17年経ち、義眼で白髪に髭で厳つい感じにバージョンアップしたRUM浩司期待していた。

でも、残念ながら自分の推理が「既に出てる可能性」を高くしてしまった。

 

最低限、浩司に顔が近いが17年経っていて、大男で白髪で髭で、なにか女性らしい所がある。

そして、あの3人・・・あれ?いるよね?かなり近い人。

 

 

 

黒田兵衛、になってしまう・・・

 

 

 

そんなバカな・・・

個人的には、ミスリードが過ぎるだろ、幼稚な引っ掛けすぎるぜ青山先生wって思って

真っ先に候補から外した人物。

「どっかの大ボスみたいなツラ」とかも言ってたし

そうだねハイハイ、そんなベタな事言っちゃダメダメwっていじってたのに・・・

 

 

逆にまさかだったのかもしれない。

バーボンもバーボン頼んでるし、ありえないがありえる。

今回はちゃんと更なる裏事情の「元羽田浩司」なんて衝撃もあるし、十分成り立つ。

ちゃんと大男で義眼で白髪髭で貫禄も注文通り全部ある。

 

伏線のように「紅茶の女子会事件」的なのもあったし、紅茶好きで良く飲んでたのを見て「女のよう」って思われたのかも。

 実際大和に「あのオッサンあの面で紅茶かよ?」と言われるくらい、違和感があり

本来、女子数人で集まって飲むようなものと、誰より原作がそう表現している。

 

 

更に見返すと、現実の17年くらい前、12~13巻で「seraのマニキュア事件」があり

同様にドアトリックがあったとお伝えした。

それだけじゃなく、プログラマーや三兄弟や義眼を思わせる話が連続している。

そして17年後の90巻で、再び封を切ったかのように、羽田浩司類似事件があり

連続して真純、メアリーが登場し、扉が開かれたようにドアトリックの事件が起きる。

 

 

そして、問題はその後。

裏切りの制裁、行方、矛先、真相、と連続する「過去が暴かれる話」

この時は、赤井、安室、スコッチの真相ではあるが、登場人物の顔を見て欲しい。

 

布施億康、まるで黒田兵衛そっくりじゃないか。

あの髭と眉毛のハネ感、そしてコナンも思わず「でかっ!!」と言ってる。

 

勿論、実際この人が黒田とか言う訳じゃない。

別人とわかってる。

それに黒髭だし。

 

たまたま、似たようなキャラなんて幾らでもいる、と思ってた。

もう一人の登場人物、雑誌記者「梶谷宏和」が被っているハンチング帽を見るまでは。

 

顔は随分違うが、これは赤井務武のトレードマーク。

そして、波土録道のマネージャー「円城佳苗」まで、アマンダに近い。

 

そもそも「波土録道」=ASACAを象徴してたではないか。

 

これは、意図的な暗示だ。

 

安室たちの真相と、羽田浩司事件の真相を密かに引っ掛けてるんだ。

 

 

 

だが、そう思っても浩司の事件内容を知らない以上、こっちの事件とどこが部分的に似てるのかも、はっきりはわからないし、証明にもならない。

 

確かにASACAの象徴、波土が消え、残りの3人で揉めているし、酷似までは行かずとも

ヒントのようなものはあるはず。

波土の片目を鑑識が開き、ご丁寧に浅香の義眼をも表現もしてる。

 

「17年間、なぜそれを黙ってた」なんてセリフや「片方のコンタクト落とした」など

死体入れ替えトリックや、目潰しなど、あの日の出来事を象徴するような話もある。

 

 

だが、やはりそこから過去と未来を読み取るのは無理がある。

 

 

けど、リンクさせてるのは間違いなく意図的。

普通に呼んでいれば素通りだった。

そんな形でリンクさせてるとは、普通思わない。

精々、ASACAって曲が、実際何か関係あるのかな?くらいだ。

 

じゃあ、そのリンクに何の意味があるか。

証拠には当然ならないけど後押しにはなる。

 

 

羽田浩司事件と密かに重ねてるこの事件の登場人物、アマンダ役、浅香役、務武役

 

そして、黒田役がいるという事。

 

 

誰も気付かないようなところに、こんな17年越しのミスリード入れても意味はない。

気付いた者へのサービスとして受け取っておこう。

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 10 航海

どーも、こめつぶです。

 

~前回の続き~

月に住む赤い目。

月とレッドアイは兎を示してたんだ!

実際、原作でも月は勿論兎も暗示のような出かたをしてた。

 

ただ、野原を走ってた!とかじゃなく、名作ミストレの序章とも言える回。

わざわざ宇佐木跳三にうさぎの影絵。

なかなかのムリくり感。

そんな手にする意識があるなら、もっと何か出来たでしょ。

つまり暗示。

 

なんか、自分で言っててファイナル・デスティネーションを思い出す。

そりゃ何言ってんの?って思われても仕方ない。

でも、分かる人には分かるはず。

人一倍に論理と計算と細かいけど確実な違和感に基づいて弾き出してる事。

原作と照らし合わす事を目的に遠回りしてるだけ。

 

あの方が「うさぎ」だと言った所で、それが原作と大きくリンクした上で、それを手がかりの一つにして、その人物を一から注目して洗い出す為の行動。

 

そして現に一見でただの日常回より、そういう死の予兆ならぬ暗示は、重要回に潜みがち。

それも可能性を上げる大きなポイント。

 

 

 

長編名作回「鳥取クモ屋敷の怪

科学の元祖、プログラムに繋がる「カラクリ」の名の絡繰峠

以前言ったベルモット不妊説を暗示するような「子が出来ない」話。

エレーナやベルモットを彷彿とさせる、変貌した女が火事起こす昔話。

月や星を見に行こう発言。

そしてご存知「Shine

これだけならその先はなかったが、最後の最後に婆さんがこう言った。

 

「ほら「因幡の白兎」でも話したらーかなァ…」

 

これで、助けた大黒さまと大黒連太郎が繋がって、とか言うのは誘いのトラップ。

そんな手には乗らないし、大事なのはそこじゃない。

 

そもそも、あえてこの話をラストのコマにぶっ込んでくる必要はないのに出した事。

うさぎのキーワードをここに出し、その「因幡の白兎」は泣いているという事。

物語では大黒さまに助けてもらい、めでたしとなる。

 

何が重要かと言うと、赤い目の兎は、赤井家の人間と関わりがあり、レッドアイを象徴するほど原作でも泣いている人物という事。

そしていつも大黒さまこと大国主に、涙を止めて貰っている人物。

 

 

毛利蘭だ。

 

 

原作上で、実は一番よく泣いている。

というか、そういう話の進め方を意図的に作者にさせられてるほどだ。

新一との絡みで毎回泣かされてるし、子供編でさえ泣いていて、そこをピックアップされてるような話。

やはり、赤井秀一とも絡み、本人にも「また、泣いているのか」と言われてる始末。

「お前はいつも泣いてるな」と赤い目への念を押してくれている。

そして、もう一人の赤い目の兎候補、明美とも重ねられる。

 

二人が重なり、哀ちゃんまで原作で明美と蘭を重ねてる。

つまりそれらは、明美が亡くなっているので、現在蘭が「兎」を象徴してる裏付けになる。

 

ただ、今回の「兎」からは、直接まだあの方に繋がらなかったという残念な結果だ。

しかし、重要なのは、こういった形で原作とリンクする事が出来るという事。

 

前回の終わりにあの方の尻尾を掴んだと思ったのは、この「兎」

蘭にたどり着くとは思わなかった。

今回の潜入報告は以上です。

かなり深いとこまで行ったんだけどな・・・

 

 

ただ、私がなぜ今航海と表現しているか。

陸じゃなかった、空じゃなかった。

 

蟹、メカジキ、海賊、儒艮、鮫、イルカ、エビス、一角岩、寿司。

また、魚へんを取ると名前になる「青里周平」回。

逆に、原作キーワード「月」「星」「烏」「虎」「犬」など

それらに魚へんや三水のさんずい、海などを付けて読むと成り立つ事。

魚塚や瑛海はその役割だった?

組織は海に誘ってたのか?

私は深く深く漆黒のディープ・ブルーへ潜ろうとしてる。

 

まさに、先輩潜入者イーサン本堂が言ってたように。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 9 出航

謎は全て解けた

 

 

・・・ら良いな^^;

どーも、こめつぶです。

 

今回から少し新シリーズとしてお伝えしたいと思います。

ある意味、恐れ多いですが現在、青山さんの駒「角」を取ったような気分です。

 

気の遠くなるようなルートを通ってきたので、半分忘れてるくらいです。

ですので、出来るだけ順番の記憶があるうちに、その経緯をここに航海日誌として残しておきたいと思います。

 

 

 

あれは、今から数日前

黒の組織は「蟹」の集団だ、と思った私の答えに、私自身が違和感を持った。

そもそも、別に言うほど黒くない。

なんなら赤い方が印象的。

それに、「蟹」は確カニ「癌」を象徴してるし、紐解けば「角」は鬼「刀」はハサミ「牛」は悪魔で、羽田浩司事件と照らし合わせても、閻魔に合致して、どちらにせよRUMを表しているに過ぎない。

大体、その下の「虫」も解決していない。

 

 

「まだ何かが足りない」

だが、詳しく調べてるうちに、ある事に気付いた。

 

「蟹にはよく黒い何か虫のような物が付いている」という証言。

 

キタコレ。

私も見覚えがある。

どうやらそれは「カニビル」という「蛭の卵」らしい。

蛭と言えば、血を吸う虫界のドラキュラだ。

コナンっぽい。

 

蛭の子、蛭子=えびす

ヒルコこと、蛭子命は、胞状奇胎と呼ばれる形を成さない胎児に産まれ海に捨てられたらしい。

蛭子神が流れ着いたという伝説は日本各地に残っている。

信仰が生まれ、蛭子命が海からやってくる姿が海の神であるえびすの姿と一致したため、2神は同一視されるようになった。

 

ここから読み取れる事は、蟹をRUMや組織としたら、えびすはその仲間。

しかし、捨てられた事から、現在は仲間ではないとも取れる。

 

てっきり、あの方と思いきや、むしろ「将棋の駒」「エビス」の共通点。

更に、元は恨みでヤバそうなヒルコが、後に優しい顔のエビス。

どう考えても、近そうなのは若狭留美だ。

 

勿論、こじつけと言われて当然。

だって、こじつけてるんだもん(笑)

 

でも、問題はそんな無理矢理ではなく、割と見つかればわかりやすく「こじつけられてしまう」という事実。

 

本編推理だけではなく、私はもう青山さんをも推理するという行動に出てる。

必ず何か深い意味合いを付けている。

現実とリンクしている。

上手い事、絡めて完全勝利を狙っている。

そして、その組み立てが出来るホームズばりの頭脳であり、そうありたいはず。

だからこそ、そこが逆にヒントになる。

完璧だからこそ、意外なとこから繋がる。

精密機械ほど、小さな原因で壊れる。

 

そう、人間が僅かな癌細胞で崩れるように。

私は、コナンの癌になろう。

これから組織に潜入する。

 

蟹と言って思い付く人物は、蟹江是久

あの神回「シンフォニー号連続殺人事件」船出には丁度いい。

そう思って読み返すと、びっくりするくらい蟹江は無関係そうだった。

 

だが、それでいい。

なぜなら最初からそこにあの方がいるなんて思ってない。

だって既に何度も読んでるし見てるし、蟹江は死んでるし。

しかし、神回こそ多くの人が見ている。

つまり、理論的にヒントがある確率は高い。

 

とは言え、登場人物全員それっぽくない。

せいぜい、叶才三が生きてたらと思うけど、あの人は警備員殺してしまったから自首しようと言って仲間に殺されてる。

自首するような奴が組織関係者とは思えない。

銃弾数発も浴びて崖から海だ。

あくまで暗示キャラ、フェイクキャラ止まりの可能性の方が高い。

 

そんな捜査が暗礁に乗り上げた時、闇を照らす光が見えた。

まさに闇を切り裂くエレベータの光。

星が綺麗ですなあ、おや?あの光はなんでしょ状態。

 

 

Bloody Mary(ブラッディ・マリー)」

 

今だからこそ引っ掛かった。

実際、イングランド女王メアリー1世の異名に由来するカクテル。

通称「血まみれメアリー」

血まみれ、赤い、赤井メアリーが、もう既にそこにいた。

 

これを偶然たまたまと言うのも良い、ただ知っての通り私はどんな小さなこめつぶも逃がさない。

青山さんを信頼してる。

 

やはり、赤井家の血は赤と象徴されている。

バスジャックの時、ジョディ先生が哀ちゃんを「赤ずきんちゃん」と呼んだのもその一つだ。

 

ブラッディ・マリーは、トマトベース。

トマト、赤、赤女。

世良真純回で、わざわざトマトが登場している。

これでも偶然だろうか。

私には意図的としか思えない。

 

そういう意味でも、この漫画は前々から「目」に関係した事も多い。

RUMは勿論、隻眼や傷、クマの十兵衛まで片目だった。

光のエレベーターこと、伝説のカップルプロポーズ、黒衣の騎士から繋がる神回。

奇しくも、組織も集めてるゲームプログラマー会社の話。

社長と部長が着ぐるみを介し入れ替わる。

そのカエルは目が壊れ片目。

相変わらずゾッとさせられる。

 

EYEのダイイングなどもあった。

例えば、他のカクテルで「赤」「トマト」「目」・・・

 

「Red Eye(レッド・アイ)」

 

むしろ、もっとメジャーなカクテルだが、原作では見た憶えがない。

それにしても、トマトにビール、タバスコ、コショウ、ウスターソース

最後に生卵って、そりゃ飲んだら目も赤くなる。

月経ビールとも言われてる。

実際、グラスの底を見ると赤い目に見えるかららしいけど、卵黄ならそれこそ月に見える。

 

コナンは「月」もキーワードの一つ。

狼男、満月、月下の奇術師、鈴木朋、月光など月関係の話も重要回として多い。

裏キーワードでは「卵」もある。

医学の基本、生命誕生、核の卵。

 

だが、レッドアイ・・・赤い目と月、一体なんの関係が・・・

この辺にあの方へ続くヒントがあるのだろうか?

 

月、満月、十五夜・・・陰暦15日の夜。三五(さんご)の夕べ。満月の夜。

 

さんご?・・・じゅうご・・・や?

いやいや、それであの兄弟がナンバーワンツーだなんて言ってたら品性を疑われる。

勿論それなりに調べてみたが、それ以上のことは出てこない。

夜を司る月の神はそれっぽいが、それがあの二人では納得出来ない。

性格や行動があの方を想定しても無理がある。

兄は特にアホ過ぎて職務に支障をきたす山さんレベル。

そんな行動を取る必要がなさ過ぎ、あの方だったら本来やるべき事に時間かけるべき。

まだ、絶対違うとは言えないが、これは軽いトラップだろう。

 

そうならもっと話やキャラと深い繋がりがあるはず。

最低限ある程度それが無ければ、本当にただの妄想になる。

 

 

・・・月、月見、綺麗な月、月美、明美・・・宮野明美

 

確かに、赤井秀一と繋がってるし、親が姉妹なら、赤井家そのものと繋がってる。

 

とは言え、死んでるし。

あの方なわけもない。

 

そうだ、レッドアイなんだ、赤い目と月なんだ。

 

・・・!!?

 

 

 

・・・うさぎだ。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 8 全てが伏線だった

どーも、こめつぶです。

実は、かなり確信に近付きました。

勿論、近付いただけであの方がわかったわけではありません。

しかし、これは確信に限りなく近い王手と言っていい。

と、自分を褒めてはあげたい。

 

どういう意味かと言うと、一つの道を突き詰めても答えにたどり着かない。

けど、幾つものルートの答えが一つを示したなら、それは答えと言っていい。

答えはいつもすぐそばにあったのだ。

 

なんて言ったらいいのか説明もやはり難しい。

全員が犯人じゃないのに全員が犯人みたいにヒントが隠れてるような。

だから、誰もが怪しく見える。

まさに、最初から最後まで暗示として散りばめられた伏線。

全ての回が最終回へ続く道標となっていたと言っても過言じゃない。

 

 

では、長くなりますが、私が通った道を出来るだけ端的に案内したいと思います。

 

まず、「癌」に目を付けた事。

それは、前回詳しくお話したように、アポトーシスガンダムからも間違いないと思ってました。

そして「神と悪魔」これも暗示の一つ。サタンや冥府の神ハーデス。

「角(かく・つの)」もあらゆる場所で暗示されてる。

探せば沢山あると思いますが、一角岩や将棋の角

一番目立つのは、蘭の頭でしょう(笑)

直接関係なくとも、あらゆる場所に隠されたヒントが暗示として存在してるという事。

 

角は、悪魔の象徴。

「悪魔」「角」で山羊や牛など色々あるが、コナンの中でそれっぽい山羊は怪盗キッド

解答は仔山羊のキッドではなく、親のキッド。

ただし、これは一つの通過点。

黒羽盗一は、作者否定リストの一人だが、「初代怪盗キッド」とは言ってない。

なんて可能性もある。

十分有力候補の中の有力候補だ。

でも、あくまで容疑者の一人。

 

 

角や悪魔は、日本では鬼や閻魔になる。

命を司る地蔵の化身、神であり悪魔王、嘘を映す鏡、舌を切り落とすハサミ。

老婆に目を与え片目だったり、こんにゃく芋好きなどの説があり、漱石も書いている。

赤い立場である沖矢昴さんの芋料理の多さも、それを暗示したヒントなんだろう。

 

唯一作中で「高慢、高飛車、女王陛下」と表現され、罪状を並べ閻魔のように裁く

コナン登場人物の中でそんな職に付いてる、まさに閻魔、妃英理。

この人が組織幹部だったら面白いし、関係性的にメインキャラが絡みやすいし

初代キッドよりそうであって欲しいし、そうであって欲しくない有力候補の人物。

 

幾らデレキャラといえ、別にボスがそんな性格じゃダメな理由もないし

デレるのは小五郎に対してだけあり、他の組織員には厳しければそれでいい。

マジになった時の貫禄は十分。

 

まあ、それもキャラ暗示であり、英理に近しい人物というヒントの可能性もある。

例えば英理の親とか。出てたか知らんけど^^;

 

とにかく、条件に合致する候補を絞り込む作業。

仮に候補が100人から10人になればそれでいいし、更にそこから絶対的不可能を除外すれば、もっと絞り込める。

あの方が笑ったって構わない「あの方は絶対笑わない」なんて条件はない。

 

ただ、数少ないあの方ヒントの一つ「慎重居士」

居士とは、仏道を修行する男子、またはその戒名。

 

なので、男の可能性が1ポイント上がる。あくまで確実に男と断定は出来ないが

こういう細かい可能性の積み重ねが大事。

 

戒名にもなるので、既に故人、又は脳と機械だけで会話出来ているような状態の人物の可能性も考えられる。

 

そして、キリスト教の日本版、仏教も大きく関わっている。

神や悪魔、生や死、居士からも伺える。

これは、あの方が仏教に深く関わってるというより、物語自体に関わってると考えられる。

大黒などもその象徴だろう。

多くはあくまで暗示であり象徴。

 

仏教の僧伽の正式な構成員は、男性であれば比丘(びく)

女性であれば比丘尼(びくに)と言う。

僧伽とは出家者の事。

 

組織が密かに絡む名作回の一つ、人魚伝説の美国島はこの暗示だろう。

つまり、あの方は居士とは言え、女性僧を表す比丘尼がある以上、絶対男と断定は出来ない。

比丘尼は、出家したものを表す言葉なので、家を出ている人物と表現されてる可能性もある。

 

その点でも英理は、見事に家を出ている設定だ。

ただ、他にも家を出ているような描写のキャラもいる。

まず、そもそもコナンがそうだし、組織から出家した哀ちゃんもそうだ。

でも、コナンは流石に無いし、哀ちゃんも自分で薬作ってるし、ジンに撃たれてるのであの方にはなりえない。

つまり、確実な状況的不可能の除外だ。

また英理のポイントが上がる。

勿論、捜査不足で英理にも状況的不可能があるかもしれないが。

 

仏教の元を辿ればインドから伝わり、あの方を表すであろう閻魔は、インドの公用語仏教礼拝用言語でもあるサンスクリット語でこう言われる。

yama(ヤマ)

 

流石に山さんこと山村ミサオが幹部とは思えないが、そういう根拠も実際もある。

でも、多分これも一つのキャラを使った暗示だろう。

この道が間違ってはいないという事にもなる。

ただ、心の声もアホっぽいからと言って、内容次第ではボスじゃないとは言えないし

RUMの可能性も完全には捨てきれない。

あの方やRUMだって松葉蟹食べたいだろうし、おばあちゃん好きでも構わない。

 

問題は、年齢が若過ぎるくらい。

個人的には、薬使用してない説を推してるので、二世代使っても若くて40までと考えてるが、姉でもいれば無しじゃない。

ただ、それこそ青山さんに良い様に暗示役ミスリード役と操られてるピエロ感が強過ぎる。

 

 

RUMは海賊が飲む酒というセリフがあった。

海賊旗は、ドクロと2つの剣が交差するデザイン。

前にサタンやハーデスが絡んだ話のテニス回があった。新一が告った重要回。

その時コップの裏のデザインがまさにそれだった。暗示だ。

 

最後の暗号文は「全てを終わらせろ白い背中を2本ので貫いて」

 

全てを終わらせる2本の剣、それが、海賊=2本の剣=RUMを表してるのかもしれない。

 

 

メカジキも二匹いて、ソードフィッシュで剣が二本、あれもRUMを表す暗示と思えば

生茹での蟹があの方を表してる可能性は大いにある。

本来赤い色になるが、生茹でだから半分黒。

赤井家の関係者が、半分黒に染まってると取れる。

そこにも英理がメインで登場している。

英理は、閻魔を象徴してるだけで、英理=RUMではなく、閻魔=RUMだ。

 

何より、話は戻るが、病状の進行がまるで広がる無数の足に見えた事から

「癌」は、英語でCancer、「蟹」と呼ぶ。

カルテにはドイツ語でKrebs(癌)を略し「K」と書く。

本場の「K」は、英語でCancer「C」となる。

 

勿論、鏡の「KがC問題」は、物語上では違う表現になると思うが、暗示としてそんな事が隠されている。

ご丁寧に酷似事件の方で、博士の作ったハサミには「蟹」がデザインされている。

 

メカジキがRUMで、蟹があの方より、その二つでまずRUMを表している可能性の方が高い。

蟹こそ2本の剣であるハサミを持っている。

 

 

「閻魔」

嘘を映す鏡、舌を切り落とすハサミ、老婆に目を与え片目

やはり、閻魔は、あの方ではなくRUMを表してるようだ。

生茹での蟹も、赤が黒いままと言うのは、そのままの意味で、赤い人が黒い人。

赤井務武が、RUM羽田浩司と入れ替えられた表現と考えるのが、やはり妥当だ。

 

全ての状況から、必然的に閻魔の化身、羽田浩司がRUMだ。

 

 

 

蟹の本来の意味「癌」も間違いないが、組織の目的として、癌そのものは別の表現になる可能性もある。

 

そう言えば、山さんも松葉蟹と蟹を振ってた。

あの人は、30歳だとしても17年前では、あの場にいるのは難しいし、入れ替われないし

おばあちゃんとの関係もあるし、難しい。

 

 

 

蟹にも「角」が入っている。

蟹は癌も表しRUMも表しあの方も表すのかもしれない。

可能性の一つに「蟹」は「虫」と「解」で出来ている。

虫(チュウ)の上(兄)の解=正解=浩司=RUM=あの方

勿論、あの方は別で存在するが、実質裏で操作してるのはRUMなんじゃないかと思う。

ジンたちもそれを知らない。

 

正解=解=アンサー=A

サーはイギリス叙勲制度におけるナイト=騎士=棋士 

又は主人を表す。

「アン・サー」で「現在棋士ではない」を表し

「Aの主人」で「あの方」になる。

 

つまり、それがコナンという物語を「問」として、終わりが「解」になるんではないだろうか?

 

作者の「?」解けるかな?に対し、読者の「!」勿論が「完」になる。

まさに、工藤優作VS黒羽盗一のライバル対決のように。

やはり「蟹」も「解」も大きなキーワードのようだ。

 

 

 

 

 

余談だが、蟹といえば青山さんの地元、鳥取が蟹取県とか言ってPRしてましたね^^

皮肉にもカラスを取って蟹。

「カラス」「ノス」を取ると「カニ」

「ラ」の下部分を「ノ」としたらそう読める。

流石にそこまで鳥取を牛耳ってないか(笑)・・・ないよね?^^;

でも空港の名前もコナンになってたしな・・・(怖w)

 

ただ、単純に「カニノス」=「蟹の巣」とは読める。

地下の隠れ家にいる茹でてない蟹は黒って事だし。

カラスの黒ではなく、カニの黒ずくめって事だったようだ。

 

全ては伏線、書ききれない暗示が沢山あって、方程式を見つけると、それが幾つも繋がる。

 

 

でも、私が伝えたい本題はここからだ。

やはりあの方は、閻魔じゃない。

もっと大きな、いや、実は意外な可能性が残ってるからだ。

哀ちゃんが言うように、まさにある意味、到底信じ難い意外な人物かもしれない。

だからこそ、RUMが実権を握ってるんじゃないかと思った理由。

No.2の閻魔に対し、No.1がアレで良いのかと思うから・・・

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 7 シルバーブレット

どーも、こめつぶです。

前回の「組織の目的」の延長でもありますが、癌治療の一つに分子標的薬というものがあり、癌細胞の持つ特異性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するように作られた薬。

癌細胞を狙って作用する為、副作用をより少なく抑えながら治療効果を高めると期待されている。


ただし、その標的薬の一つイレッサは、日本でも実際、副作用で死者が相次いで問題にもなった。

奇しくもイギリスが開発し、世界に先駆けて日本で承認された分子標的薬。


「証拠の出ない薬」とは、もしかしてこういう意味なのかも。

そもそも殺す為の薬ではなく治す為の薬だから、毒物は使われていないみたいな。

 


漫画的にも、この薬がもし完璧に癌細胞という標的に当たり、完全に癌という黒い悪魔を消してくれたら、銀の弾丸と名付けるのかもしれない。

 

ただ、そんな理想の薬を作る為には、沢山の犠牲も必要だし、認可なんかされない。

 無茶してれば医学会からも追放。

 

きっと、その無茶をしてるのがコナンのあの方。

 

それらをコナンに照らし合わせると、宮野夫妻が出てくるけど、これはフェイク。

というか、論理的に繋がらない。

あくまで仮の想定ではあるけど、前回私が自分で言ってた話と、現状のコナンシナリオとリンクさせるなら、あの方に最愛の子がいて亡くなってるような状態が一番望ましい。

 

でも、宮野夫妻の子は色々微妙ではあるが、それは現在の話。

半世紀前に行動する事ではない。

 

考えられるのは、ベルモットの子というのが一つの可能性。

敵にしては子供に愛情深く見えるし、「私には、エンジェルは微笑んでくれなかった」と、嘆いている。

基本現状の推理には限界があるので、あくまで一般的にだが、天使が微笑んでくれるという表現を女性がする場合年上より年下、子供の確率が高い。

 

もう一つ考えられるのは、その逆、薬が原因でベルモットは子供が産めない可能性。

例えば、あの方は、ある女性との子を生き返らせようとしているが、それがあまりに狂気の沙汰なので、自分も実験に協力してきたが、いつか諦めさせて楽にしてあげたいと思っている。

自分と子を授かり、新しい命で幸せになれたら理想だったが、産めない体と知る。

これがもしあの方の為とは言え、開発途中の人体実験副作用だったとしたら、製作者エレーナを殺したいほど恨む理由にはなる。

当然、それを続ける娘も。

 

その根拠の一つに、哀ちゃんの言うテロメラーゼには、体細胞活性効果もあるが、人体では、生殖細胞も活性が認められているのが事実。

生殖細胞は無限に分裂することができ、不死の細胞と言える。この不死性には、テロメアの長さの維持が関与している。

生殖細胞の維持や配偶子の発生に異常が起こると不妊になる。

 

とういう事実から、エレーナの開発途中の薬が制御しきれず、ベルモットの体に不死細胞が影響し漫画的に不死状態に、更には不妊という結果が出てしまったと状況的に考える事も出来る。

コナンが小さくなってる以上、不死細胞やテロメラーゼ活性など、ある程度の根拠があれば、漫画として不死キャラもナシじゃない。

それだって偶発的なものと思われるし、あの方も危険を冒し目的と違う薬を自ら飲む必要もない。

 

 

エレーナの「サヨナラしなきゃならないの」というセリフは「死ななきゃならないの」のわけもない。

技術に目を付けた組織の引き抜き、あるいは断れない相手の所に行くと考えられる。

そして、今更プロフェッショナルたちが火事起こすとも考えにくい。

伏線もあるし、燃やすのが得意のベルモットが単独行動で消したと思われる。

 

ただ、その前に本来あれだけ優しいのだから、ある時期、事実を知り様々な責任を感じたエレーナがノイローゼになり大胆にも自ら火を放つかもしれない。

ヘルエンジェルと呼ばれたのは、あくまで火を放って亡くなった後の可能性が高い。

随分昔の話だろうし、沢山の死人が出てる事実からしたらそりゃ地獄行きだろうと言われる。

厚司もきっとそれを庇おうとするから、ともに燃えた可能性は高い。

あのクール哀ちゃんも思い込んだりショックを受けると、人が変わったように思考停止したり、後先考えず小五郎とストーカー的異常行動もする。

それは、真純の截拳道のよう、世代を超え親子似るみたいな伏線とも取れるし、普通に新一然り、子は親に似ておかしくない漫画。

という事は、逆に「子に親も似てる」という事。

 

女のドロドロみたいな会話もあったし、もしかしたらエレーナとベルモットで男の取り合いなんかがあったのかもしれない。

その流れでベルモットへの薬の実験を黙認し、ベルモットも決着として娘の命を狙っているという女のドロドロドラマがあるのかもしれない。

 

 

 

とにかく夫妻はボスではない。

その根拠は、まず時間軸が合わない事。

引き抜かれた立場や、誰かを生き返らせようとするには、スタート地点が合わない。

そして、誰であろうと生き返らせたいなら一番可能性が高いのは家族。

そんな異常な程、愛に執着してる親なら、どう変貌しようと子を殺させない。

 

つまり、もう一つ上の立場の人物たちがNo.1と2だと思われる。

 

 

ベルモットは、燃やしても良い立場だったけど燃やさない。

組織の連中は引き抜いてるんだから燃やすわけもない。

そして、ただの事故ではつまらない。

薬のせいで沢山の人が死んでいた事実を知り、何考えてるかわからない程、ノイローゼになったエレーナ以外に責任取りえないし、漫画的にも一番ドラマチックになる。

 

その上の好手もないし、「やっぱりこれが真実だったろ」と灰原の両親は良い人でまとまれるので、漫画的にも収まりがいい。

じゃなきゃ「バーロー・・・ただの噂だろ?勝ってに決めつけてんじゃ」が全く無意味になり、バーローはお前だとなってしまう。

流石に漫画的にも主人公的にも青山さん的にもそれはない。

 

 

 

とまあ、見ての通り、これは決定的な証拠を持つ推理ではなく、不可能を潰し数あるルートからより可能性の高いものを選択し続け、その中の自分で考えられる最善の手がこれかなという将棋的な考え方。

そうでもしないと最後の最後ギリギリまで決定的な証拠なんて出ない。

そこへ一歩踏み込むなら「不可能を除外する」のは勿論、「有り得ないけど不可能じゃない」側からも絞り込むのが重要で、部分的にも2つが重なれば確かめ算のように、より可能性は高まるし、それにより新しいヒントも見つかると思います。