こめつぶろぐ

茶碗の底の残飯的考察

名探偵コナン あの方 考察 9 出航

謎は全て解けた

 

 

・・・ら良いな^^;

どーも、こめつぶです。

 

今回から少し新シリーズとしてお伝えしたいと思います。

ある意味、恐れ多いですが現在、青山さんの駒「角」を取ったような気分です。

 

気の遠くなるようなルートを通ってきたので、半分忘れてるくらいです。

ですので、出来るだけ順番の記憶があるうちに、その経緯をここに航海日誌として残しておきたいと思います。

 

 

 

あれは、今から数日前

黒の組織は「蟹」の集団だ、と思った私の答えに、私自身が違和感を持った。

そもそも、別に言うほど黒くない。

なんなら赤い方が印象的。

それに、「蟹」は確カニ「癌」を象徴してるし、紐解けば「角」は鬼「刀」はハサミ「牛」は悪魔で、羽田浩司事件と照らし合わせても、閻魔に合致して、どちらにせよRUMを表しているに過ぎない。

大体、その下の「虫」も解決していない。

 

 

「まだ何かが足りない」

だが、詳しく調べてるうちに、ある事に気付いた。

 

「蟹にはよく黒い何か虫のような物が付いている」という証言。

 

キタコレ。

私も見覚えがある。

どうやらそれは「カニビル」という「蛭の卵」らしい。

蛭と言えば、血を吸う虫界のドラキュラだ。

コナンっぽい。

 

蛭の子、蛭子=えびす

ヒルコこと、蛭子命は、胞状奇胎と呼ばれる形を成さない胎児に産まれ海に捨てられたらしい。

蛭子神が流れ着いたという伝説は日本各地に残っている。

信仰が生まれ、蛭子命が海からやってくる姿が海の神であるえびすの姿と一致したため、2神は同一視されるようになった。

 

ここから読み取れる事は、蟹をRUMや組織としたら、えびすはその仲間。

しかし、捨てられた事から、現在は仲間ではないとも取れる。

 

てっきり、あの方と思いきや、むしろ「将棋の駒」「エビス」の共通点。

更に、元は恨みでヤバそうなヒルコが、後に優しい顔のエビス。

どう考えても、近そうなのは若狭留美だ。

 

勿論、こじつけと言われて当然。

だって、こじつけてるんだもん(笑)

 

でも、問題はそんな無理矢理ではなく、割と見つかればわかりやすく「こじつけられてしまう」という事実。

 

本編推理だけではなく、私はもう青山さんをも推理するという行動に出てる。

必ず何か深い意味合いを付けている。

現実とリンクしている。

上手い事、絡めて完全勝利を狙っている。

そして、その組み立てが出来るホームズばりの頭脳であり、そうありたいはず。

だからこそ、そこが逆にヒントになる。

完璧だからこそ、意外なとこから繋がる。

精密機械ほど、小さな原因で壊れる。

 

そう、人間が僅かな癌細胞で崩れるように。

私は、コナンの癌になろう。

これから組織に潜入する。

 

蟹と言って思い付く人物は、蟹江是久

あの神回「シンフォニー号連続殺人事件」船出には丁度いい。

そう思って読み返すと、びっくりするくらい蟹江は無関係そうだった。

 

だが、それでいい。

なぜなら最初からそこにあの方がいるなんて思ってない。

だって既に何度も読んでるし見てるし、蟹江は死んでるし。

しかし、神回こそ多くの人が見ている。

つまり、理論的にヒントがある確率は高い。

 

とは言え、登場人物全員それっぽくない。

せいぜい、叶才三が生きてたらと思うけど、あの人は警備員殺してしまったから自首しようと言って仲間に殺されてる。

自首するような奴が組織関係者とは思えない。

銃弾数発も浴びて崖から海だ。

あくまで暗示キャラ、フェイクキャラ止まりの可能性の方が高い。

 

そんな捜査が暗礁に乗り上げた時、闇を照らす光が見えた。

まさに闇を切り裂くエレベータの光。

星が綺麗ですなあ、おや?あの光はなんでしょ状態。

 

 

Bloody Mary(ブラッディ・マリー)」

 

今だからこそ引っ掛かった。

実際、イングランド女王メアリー1世の異名に由来するカクテル。

通称「血まみれメアリー」

血まみれ、赤い、赤井メアリーが、もう既にそこにいた。

 

これを偶然たまたまと言うのも良い、ただ知っての通り私はどんな小さなこめつぶも逃がさない。

青山さんを信頼してる。

 

やはり、赤井家の血は赤と象徴されている。

バスジャックの時、ジョディ先生が哀ちゃんを「赤ずきんちゃん」と呼んだのもその一つだ。

 

ブラッディ・マリーは、トマトベース。

トマト、赤、赤女。

世良真純回で、わざわざトマトが登場している。

これでも偶然だろうか。

私には意図的としか思えない。

 

そういう意味でも、この漫画は前々から「目」に関係した事も多い。

RUMは勿論、隻眼や傷、クマの十兵衛まで片目だった。

光のエレベーターこと、伝説のカップルプロポーズ、黒衣の騎士から繋がる神回。

奇しくも、組織も集めてるゲームプログラマー会社の話。

社長と部長が着ぐるみを介し入れ替わる。

そのカエルは目が壊れ片目。

相変わらずゾッとさせられる。

 

EYEのダイイングなどもあった。

例えば、他のカクテルで「赤」「トマト」「目」・・・

 

「Red Eye(レッド・アイ)」

 

むしろ、もっとメジャーなカクテルだが、原作では見た憶えがない。

それにしても、トマトにビール、タバスコ、コショウ、ウスターソース

最後に生卵って、そりゃ飲んだら目も赤くなる。

月経ビールとも言われてる。

実際、グラスの底を見ると赤い目に見えるかららしいけど、卵黄ならそれこそ月に見える。

 

コナンは「月」もキーワードの一つ。

狼男、満月、月下の奇術師、鈴木朋、月光など月関係の話も重要回として多い。

裏キーワードでは「卵」もある。

医学の基本、生命誕生、核の卵。

 

だが、レッドアイ・・・赤い目と月、一体なんの関係が・・・

この辺にあの方へ続くヒントがあるのだろうか?

 

月、満月、十五夜・・・陰暦15日の夜。三五(さんご)の夕べ。満月の夜。

 

さんご?・・・じゅうご・・・や?

いやいや、それであの兄弟がナンバーワンツーだなんて言ってたら品性を疑われる。

勿論それなりに調べてみたが、それ以上のことは出てこない。

夜を司る月の神はそれっぽいが、それがあの二人では納得出来ない。

性格や行動があの方を想定しても無理がある。

兄は特にアホ過ぎて職務に支障をきたす山さんレベル。

そんな行動を取る必要がなさ過ぎ、あの方だったら本来やるべき事に時間かけるべき。

まだ、絶対違うとは言えないが、これは軽いトラップだろう。

 

そうならもっと話やキャラと深い繋がりがあるはず。

最低限ある程度それが無ければ、本当にただの妄想になる。

 

 

・・・月、月見、綺麗な月、月美、明美・・・宮野明美

 

確かに、赤井秀一と繋がってるし、親が姉妹なら、赤井家そのものと繋がってる。

 

とは言え、死んでるし。

あの方なわけもない。

 

そうだ、レッドアイなんだ、赤い目と月なんだ。

 

・・・!!?

 

 

 

・・・うさぎだ。

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 8 全てが伏線だった

どーも、こめつぶです。

実は、かなり確信に近付きました。

勿論、近付いただけであの方がわかったわけではありません。

しかし、これは確信に限りなく近い王手と言っていい。

と、自分を褒めてはあげたい。

 

どういう意味かと言うと、一つの道を突き詰めても答えにたどり着かない。

けど、幾つものルートの答えが一つを示したなら、それは答えと言っていい。

答えはいつもすぐそばにあったのだ。

 

なんて言ったらいいのか説明もやはり難しい。

全員が犯人じゃないのに全員が犯人みたいにヒントが隠れてるような。

だから、誰もが怪しく見える。

まさに、最初から最後まで暗示として散りばめられた伏線。

全ての回が最終回へ続く道標となっていたと言っても過言じゃない。

 

 

では、長くなりますが、私が通った道を出来るだけ端的に案内したいと思います。

 

まず、「癌」に目を付けた事。

それは、前回詳しくお話したように、アポトーシスガンダムからも間違いないと思ってました。

そして「神と悪魔」これも暗示の一つ。サタンや冥府の神ハーデス。

「角(かく・つの)」もあらゆる場所で暗示されてる。

探せば沢山あると思いますが、一角岩や将棋の角

一番目立つのは、蘭の頭でしょう(笑)

直接関係なくとも、あらゆる場所に隠されたヒントが暗示として存在してるという事。

 

角は、悪魔の象徴。

「悪魔」「角」で山羊や牛など色々あるが、コナンの中でそれっぽい山羊は怪盗キッド

解答は仔山羊のキッドではなく、親のキッド。

ただし、これは一つの通過点。

黒羽盗一は、作者否定リストの一人だが、「初代怪盗キッド」とは言ってない。

なんて可能性もある。

十分有力候補の中の有力候補だ。

でも、あくまで容疑者の一人。

 

 

角や悪魔は、日本では鬼や閻魔になる。

命を司る地蔵の化身、神であり悪魔王、嘘を映す鏡、舌を切り落とすハサミ。

老婆に目を与え片目だったり、こんにゃく芋好きなどの説があり、漱石も書いている。

赤い立場である沖矢昴さんの芋料理の多さも、それを暗示したヒントなんだろう。

 

唯一作中で「高慢、高飛車、女王陛下」と表現され、罪状を並べ閻魔のように裁く

コナン登場人物の中でそんな職に付いてる、まさに閻魔、妃英理。

この人が組織幹部だったら面白いし、関係性的にメインキャラが絡みやすいし

初代キッドよりそうであって欲しいし、そうであって欲しくない有力候補の人物。

 

幾らデレキャラといえ、別にボスがそんな性格じゃダメな理由もないし

デレるのは小五郎に対してだけあり、他の組織員には厳しければそれでいい。

マジになった時の貫禄は十分。

 

まあ、それもキャラ暗示であり、英理に近しい人物というヒントの可能性もある。

例えば英理の親とか。出てたか知らんけど^^;

 

とにかく、条件に合致する候補を絞り込む作業。

仮に候補が100人から10人になればそれでいいし、更にそこから絶対的不可能を除外すれば、もっと絞り込める。

あの方が笑ったって構わない「あの方は絶対笑わない」なんて条件はない。

 

ただ、数少ないあの方ヒントの一つ「慎重居士」

居士とは、仏道を修行する男子、またはその戒名。

 

なので、男の可能性が1ポイント上がる。あくまで確実に男と断定は出来ないが

こういう細かい可能性の積み重ねが大事。

 

戒名にもなるので、既に故人、又は脳と機械だけで会話出来ているような状態の人物の可能性も考えられる。

 

そして、キリスト教の日本版、仏教も大きく関わっている。

神や悪魔、生や死、居士からも伺える。

これは、あの方が仏教に深く関わってるというより、物語自体に関わってると考えられる。

大黒などもその象徴だろう。

多くはあくまで暗示であり象徴。

 

仏教の僧伽の正式な構成員は、男性であれば比丘(びく)

女性であれば比丘尼(びくに)と言う。

僧伽とは出家者の事。

 

組織が密かに絡む名作回の一つ、人魚伝説の美国島はこの暗示だろう。

つまり、あの方は居士とは言え、女性僧を表す比丘尼がある以上、絶対男と断定は出来ない。

比丘尼は、出家したものを表す言葉なので、家を出ている人物と表現されてる可能性もある。

 

その点でも英理は、見事に家を出ている設定だ。

ただ、他にも家を出ているような描写のキャラもいる。

まず、そもそもコナンがそうだし、組織から出家した哀ちゃんもそうだ。

でも、コナンは流石に無いし、哀ちゃんも自分で薬作ってるし、ジンに撃たれてるのであの方にはなりえない。

つまり、確実な状況的不可能の除外だ。

また英理のポイントが上がる。

勿論、捜査不足で英理にも状況的不可能があるかもしれないが。

 

仏教の元を辿ればインドから伝わり、あの方を表すであろう閻魔は、インドの公用語仏教礼拝用言語でもあるサンスクリット語でこう言われる。

yama(ヤマ)

 

流石に山さんこと山村ミサオが幹部とは思えないが、そういう根拠も実際もある。

でも、多分これも一つのキャラを使った暗示だろう。

この道が間違ってはいないという事にもなる。

ただ、心の声もアホっぽいからと言って、内容次第ではボスじゃないとは言えないし

RUMの可能性も完全には捨てきれない。

あの方やRUMだって松葉蟹食べたいだろうし、おばあちゃん好きでも構わない。

 

問題は、年齢が若過ぎるくらい。

個人的には、薬使用してない説を推してるので、二世代使っても若くて40までと考えてるが、姉でもいれば無しじゃない。

ただ、それこそ青山さんに良い様に暗示役ミスリード役と操られてるピエロ感が強過ぎる。

 

 

RUMは海賊が飲む酒というセリフがあった。

海賊旗は、ドクロと2つの剣が交差するデザイン。

前にサタンやハーデスが絡んだ話のテニス回があった。新一が告った重要回。

その時コップの裏のデザインがまさにそれだった。暗示だ。

 

最後の暗号文は「全てを終わらせろ白い背中を2本ので貫いて」

 

全てを終わらせる2本の剣、それが、海賊=2本の剣=RUMを表してるのかもしれない。

 

 

メカジキも二匹いて、ソードフィッシュで剣が二本、あれもRUMを表す暗示と思えば

生茹での蟹があの方を表してる可能性は大いにある。

本来赤い色になるが、生茹でだから半分黒。

赤井家の関係者が、半分黒に染まってると取れる。

そこにも英理がメインで登場している。

英理は、閻魔を象徴してるだけで、英理=RUMではなく、閻魔=RUMだ。

 

何より、話は戻るが、病状の進行がまるで広がる無数の足に見えた事から

「癌」は、英語でCancer、「蟹」と呼ぶ。

カルテにはドイツ語でKrebs(癌)を略し「K」と書く。

本場の「K」は、英語でCancer「C」となる。

 

勿論、鏡の「KがC問題」は、物語上では違う表現になると思うが、暗示としてそんな事が隠されている。

ご丁寧に酷似事件の方で、博士の作ったハサミには「蟹」がデザインされている。

 

メカジキがRUMで、蟹があの方より、その二つでまずRUMを表している可能性の方が高い。

蟹こそ2本の剣であるハサミを持っている。

 

 

「閻魔」

嘘を映す鏡、舌を切り落とすハサミ、老婆に目を与え片目

やはり、閻魔は、あの方ではなくRUMを表してるようだ。

生茹での蟹も、赤が黒いままと言うのは、そのままの意味で、赤い人が黒い人。

赤井務武が、RUM羽田浩司と入れ替えられた表現と考えるのが、やはり妥当だ。

 

全ての状況から、必然的に閻魔の化身、羽田浩司がRUMだ。

 

 

 

蟹の本来の意味「癌」も間違いないが、組織の目的として、癌そのものは別の表現になる可能性もある。

 

そう言えば、山さんも松葉蟹と蟹を振ってた。

あの人は、30歳だとしても17年前では、あの場にいるのは難しいし、入れ替われないし

おばあちゃんとの関係もあるし、難しい。

 

 

 

蟹にも「角」が入っている。

蟹は癌も表しRUMも表しあの方も表すのかもしれない。

可能性の一つに「蟹」は「虫」と「解」で出来ている。

虫(チュウ)の上(兄)の解=正解=浩司=RUM=あの方

勿論、あの方は別で存在するが、実質裏で操作してるのはRUMなんじゃないかと思う。

ジンたちもそれを知らない。

 

正解=解=アンサー=A

サーはイギリス叙勲制度におけるナイト=騎士=棋士 

又は主人を表す。

「アン・サー」で「現在棋士ではない」を表し

「Aの主人」で「あの方」になる。

 

つまり、それがコナンという物語を「問」として、終わりが「解」になるんではないだろうか?

 

作者の「?」解けるかな?に対し、読者の「!」勿論が「完」になる。

まさに、工藤優作VS黒羽盗一のライバル対決のように。

やはり「蟹」も「解」も大きなキーワードのようだ。

 

 

 

 

 

余談だが、蟹といえば青山さんの地元、鳥取が蟹取県とか言ってPRしてましたね^^

皮肉にもカラスを取って蟹。

「カラス」「ノス」を取ると「カニ」

「ラ」の下部分を「ノ」としたらそう読める。

流石にそこまで鳥取を牛耳ってないか(笑)・・・ないよね?^^;

でも空港の名前もコナンになってたしな・・・(怖w)

 

ただ、単純に「カニノス」=「蟹の巣」とは読める。

地下の隠れ家にいる茹でてない蟹は黒って事だし。

カラスの黒ではなく、カニの黒ずくめって事だったようだ。

 

全ては伏線、書ききれない暗示が沢山あって、方程式を見つけると、それが幾つも繋がる。

 

 

でも、私が伝えたい本題はここからだ。

やはりあの方は、閻魔じゃない。

もっと大きな、いや、実は意外な可能性が残ってるからだ。

哀ちゃんが言うように、まさにある意味、到底信じ難い意外な人物かもしれない。

だからこそ、RUMが実権を握ってるんじゃないかと思った理由。

No.2の閻魔に対し、No.1がアレで良いのかと思うから・・・

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 7 シルバーブレット

どーも、こめつぶです。

前回の「組織の目的」の延長でもありますが、癌治療の一つに分子標的薬というものがあり、癌細胞の持つ特異性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するように作られた薬。

癌細胞を狙って作用する為、副作用をより少なく抑えながら治療効果を高めると期待されている。


ただし、その標的薬の一つイレッサは、日本でも実際、副作用で死者が相次いで問題にもなった。

奇しくもイギリスが開発し、世界に先駆けて日本で承認された分子標的薬。


「証拠の出ない薬」とは、もしかしてこういう意味なのかも。

そもそも殺す為の薬ではなく治す為の薬だから、毒物は使われていないみたいな。

 


漫画的にも、この薬がもし完璧に癌細胞という標的に当たり、完全に癌という黒い悪魔を消してくれたら、銀の弾丸と名付けるのかもしれない。

 

ただ、そんな理想の薬を作る為には、沢山の犠牲も必要だし、認可なんかされない。

 無茶してれば医学会からも追放。

 

きっと、その無茶をしてるのがコナンのあの方。

 

それらをコナンに照らし合わせると、宮野夫妻が出てくるけど、これはフェイク。

というか、論理的に繋がらない。

あくまで仮の想定ではあるけど、前回私が自分で言ってた話と、現状のコナンシナリオとリンクさせるなら、あの方に最愛の子がいて亡くなってるような状態が一番望ましい。

 

でも、宮野夫妻の子は色々微妙ではあるが、それは現在の話。

半世紀前に行動する事ではない。

 

考えられるのは、ベルモットの子というのが一つの可能性。

敵にしては子供に愛情深く見えるし、「私には、エンジェルは微笑んでくれなかった」と、嘆いている。

基本現状の推理には限界があるので、あくまで一般的にだが、天使が微笑んでくれるという表現を女性がする場合年上より年下、子供の確率が高い。

 

もう一つ考えられるのは、その逆、薬が原因でベルモットは子供が産めない可能性。

例えば、あの方は、ある女性との子を生き返らせようとしているが、それがあまりに狂気の沙汰なので、自分も実験に協力してきたが、いつか諦めさせて楽にしてあげたいと思っている。

自分と子を授かり、新しい命で幸せになれたら理想だったが、産めない体と知る。

これがもしあの方の為とは言え、開発途中の人体実験副作用だったとしたら、製作者エレーナを殺したいほど恨む理由にはなる。

当然、それを続ける娘も。

 

その根拠の一つに、哀ちゃんの言うテロメラーゼには、体細胞活性効果もあるが、人体では、生殖細胞も活性が認められているのが事実。

生殖細胞は無限に分裂することができ、不死の細胞と言える。この不死性には、テロメアの長さの維持が関与している。

生殖細胞の維持や配偶子の発生に異常が起こると不妊になる。

 

とういう事実から、エレーナの開発途中の薬が制御しきれず、ベルモットの体に不死細胞が影響し漫画的に不死状態に、更には不妊という結果が出てしまったと状況的に考える事も出来る。

コナンが小さくなってる以上、不死細胞やテロメラーゼ活性など、ある程度の根拠があれば、漫画として不死キャラもナシじゃない。

それだって偶発的なものと思われるし、あの方も危険を冒し目的と違う薬を自ら飲む必要もない。

 

 

エレーナの「サヨナラしなきゃならないの」というセリフは「死ななきゃならないの」のわけもない。

技術に目を付けた組織の引き抜き、あるいは断れない相手の所に行くと考えられる。

そして、今更プロフェッショナルたちが火事起こすとも考えにくい。

伏線もあるし、燃やすのが得意のベルモットが単独行動で消したと思われる。

 

ただ、その前に本来あれだけ優しいのだから、ある時期、事実を知り様々な責任を感じたエレーナがノイローゼになり大胆にも自ら火を放つかもしれない。

ヘルエンジェルと呼ばれたのは、あくまで火を放って亡くなった後の可能性が高い。

随分昔の話だろうし、沢山の死人が出てる事実からしたらそりゃ地獄行きだろうと言われる。

厚司もきっとそれを庇おうとするから、ともに燃えた可能性は高い。

あのクール哀ちゃんも思い込んだりショックを受けると、人が変わったように思考停止したり、後先考えず小五郎とストーカー的異常行動もする。

それは、真純の截拳道のよう、世代を超え親子似るみたいな伏線とも取れるし、普通に新一然り、子は親に似ておかしくない漫画。

という事は、逆に「子に親も似てる」という事。

 

女のドロドロみたいな会話もあったし、もしかしたらエレーナとベルモットで男の取り合いなんかがあったのかもしれない。

その流れでベルモットへの薬の実験を黙認し、ベルモットも決着として娘の命を狙っているという女のドロドロドラマがあるのかもしれない。

 

 

 

とにかく夫妻はボスではない。

その根拠は、まず時間軸が合わない事。

引き抜かれた立場や、誰かを生き返らせようとするには、スタート地点が合わない。

そして、誰であろうと生き返らせたいなら一番可能性が高いのは家族。

そんな異常な程、愛に執着してる親なら、どう変貌しようと子を殺させない。

 

つまり、もう一つ上の立場の人物たちがNo.1と2だと思われる。

 

 

ベルモットは、燃やしても良い立場だったけど燃やさない。

組織の連中は引き抜いてるんだから燃やすわけもない。

そして、ただの事故ではつまらない。

薬のせいで沢山の人が死んでいた事実を知り、何考えてるかわからない程、ノイローゼになったエレーナ以外に責任取りえないし、漫画的にも一番ドラマチックになる。

 

その上の好手もないし、「やっぱりこれが真実だったろ」と灰原の両親は良い人でまとまれるので、漫画的にも収まりがいい。

じゃなきゃ「バーロー・・・ただの噂だろ?勝ってに決めつけてんじゃ」が全く無意味になり、バーローはお前だとなってしまう。

流石に漫画的にも主人公的にも青山さん的にもそれはない。

 

 

 

とまあ、見ての通り、これは決定的な証拠を持つ推理ではなく、不可能を潰し数あるルートからより可能性の高いものを選択し続け、その中の自分で考えられる最善の手がこれかなという将棋的な考え方。

そうでもしないと最後の最後ギリギリまで決定的な証拠なんて出ない。

そこへ一歩踏み込むなら「不可能を除外する」のは勿論、「有り得ないけど不可能じゃない」側からも絞り込むのが重要で、部分的にも2つが重なれば確かめ算のように、より可能性は高まるし、それにより新しいヒントも見つかると思います。

 

 

名探偵コナン あの方 考察 6 組織の目的

どーも、こめつぶです。

今回は、私なりの「組織の目的」について考えていきたいと思います。

 

とっかかりは沢山ありますが、全てはここから始まったと言っていい

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宮野厚司、宮野エレーナ夫妻のものと、シェリーこと宮野志保が作ったもの。

 

アポトーシス、これは細胞死を促し、テロメラーゼは細胞増殖を促す。

単純に考えたら、細胞を消し、増やしてる。

実はこれは薬を飲まなくても、実際の人間にも起こっている。

 

人間は、癌化、古くなった細胞を消し、新しい細胞を作り、現状を維持している。

ただ、無限に新しい細胞は作れず、テロメアの限界値は決まっている。

限界値に達したら、分裂は行われず劣化し、いずれ癌になったり死に至る。

 

なのに、わざわざそんな薬が必要な人間は、歳をとりたくない強欲老人か

若くしてそれが機能しなくなってしまった人間。

 

コナンたちが幼児化したのは、偶発的なもの。

本来は別に幼児化する事は必要ないという事。

細胞死が強く発動し、テロメラーゼが発動しなかったような状態。

理想は癌細胞を消すほど、体を浄化し、更にそれを正常な状態に復元する事。

本来同時進行すれば理論上小さくはならないが、理屈を知ってるピスコからしたら

「ここまで進めていたとは」後は元に戻すだけではないかと取れる。

 

とは言え、「癌の治癒」これが組織の目的なら普通過ぎる。

あの方の大切な妻や子が癌で、それを治そうとしているという事。

それはそれで現実的に考えたら勿論大変だし同情もする。

でも、もっと複雑なはず。

なぜなら、半世紀だからである。

この半世紀が邪魔(笑)

 

仮に、20代の夫婦の子が7才で小児がんになり、それを治すべく研究する。

半世紀で70代・・・いや、長い!子供はもうそれとっくにさよならしてる状態なはず。

しかし、その夫婦が凄腕で何らかの方法で半世紀保存出来てたら?

凄腕科学者が勢揃いしてたら現実不可能じゃない。

最悪、脳や細胞さえ残ってたら復元も理論的には出来る。

実際、過去の偉人や資産家、権力者で体や脳を残していたりする事実もある。

 

少なくとも、アポトーシス、テロメラーゼが癌と大きく関わってるのは間違いないし、黒の組織と癌の組織が掛けられてるかのようにも思える。

 

組織の癌細胞を取り除くという描写と掛けたように、組織に潜入していた赤井たち。

彼らが癌ダム声優というのも、そういう計算もある可能性が高い。

計算というか青山さんらしい洒落的な事に思える。

 

実際、原作でも癌関係の話もあり、全部を確認したわけじゃないが少なくとも

「大腸癌に関する論文」の話や「末期癌に倒れた文豪」の話がある。

 

奇しくも前者は意味深に全員の名前が将棋とも繋がる話で、後者は癌で亡くなった親の仕事を娘が受け継ぐという、何か意図を感じる話。

しかも、その受け継いだ小説の主人公の片目が無い。

 

コアなファンからしたら日常編にこそヒントが散りばめられてると考えてるし、これらもそのヒントと言えるだろうと思う。

 

一例として、プログラマーの話、ホームズの話、三兄弟の話、Seraの話、逃亡者が着ぐるみ剥いだ時だけ片目の話。

とても重要そうだし、まるで最近の話のように見えるが、実は20巻より前の話。

しかも、バラバラじゃなく、今言った話は全て12~13巻に連続して描かれた話。

更に、その後18巻の哀ちゃん初登場でも、諭吉の片目が無い話をしている。

Seraの話もメアリー回と同じドアトリックだし。

読み返すと色々良い意味でゾッとする。

 

これらが全て偶然だろうか、いやあの方ならやっている。

青山さんだからこそ意図的だし、既にその時RUMの事も視野に入れてるという事。

おそろしい・・・(笑)

 

 

名探偵コナン あの方 考察 5 羽田浩司事件

どーも、こめつぶです。

前回、羽田浩司がとりあえず胡散臭いと思ったので、あの事件を自分なりに考えたいと思います。

 

羽田浩司を怪しむなら、じゃあまず単純にあの遺体は誰だって事になる。

そう思ったらもう残りの関係者は一人しかいない。

赤井務武だ。

 

黒田が思い出してる時のあの浩司の顔、こめつぶ的違和感センサーに引っかかった(笑)

漫画的な描き分け問題などもあるかもしれないが、生え際が結構違う。

 

写真はわりとM字部分が広いけど、横たわってる遺体はそうでもない。

明らかに生え際ラインが違う。

髪に結構拘ってる気がした青山さんが、そこをいい加減にはしないはず。

 

そして、もう一つの違和感は、メガネ。

微妙にフレームの形が違う気もするが、流石にそれは漫画的な問題だとしても

そもそも、メガネを掛けている事がおかしい。

 

仮に、関係してる登場人物が全員あの場にいたとする。

現状、浩司がボコボコにやられた設定。

本気の浅香や務武などヤバそうな相手に、一般の棋士があれで済むかね?

防御創って、防御出来るかね?

多少はそりゃするだろうけど、そこを掻い潜るのがプロの攻撃だし

あの京極真ですら世良真純レベルでメガネ飛んでるんだよ?

 

なんであんだけボコられて、しっかりメガネが綺麗なの?

メガネ命なの?

截拳道は目潰し、截拳道は目潰しって散々振って、真純が初登場でも蘭ちゃんに、京極さんと対面した時も目を執拗に狙ってる。

 

なのに、その真純の親が、あんなカッコイイ雰囲気だけ出しておきながら

素人相手にメガネにカスリもしないってダメでしょ^^;

 

だから、仮の想定にしても状況が違うんですよ。

京極さんの時「はい、メガネ」ってコナンが渡すという、別に無くても良いようなシーンがある。

あの遺体が誰であろうと、少なくともメガネは一回外れて、再度誰かに掛けさせられてると思う。

 

 

 

そして、生え際的に別人として、逆に遺体が務武の場合。

その時点で残念でもあるが、とにかく相手が上回る状況だったという事になる。

でも、ここで務武は一矢報いたはず。

散々振ってた目潰しだ。

ここで使わずいつこの伏線回収する。

 

という事は、この時の相手がラムという事になる。

マニアックな截拳道は、この時の為。

真純に始まり世代を超えてラムの義眼とリンクする。

 

問題は、誰がその義眼RUMと一致するのか。

務武を倒し片目を奪われた浩司しかいない。

 

 

つまり、仮説としてだが、流れはこうだ。

 

組織は、権力を持つアマンダが邪魔になり、ラムが消すという仕事だった。

しかし、逆に浅香と務武に浩司の怪しい情報が漏れ、向こうは向こうで取り押さえる計画だった。

しかし、想定以上のラム浩司の力で、逆に制圧されるが片目は潰す。

目を負傷したせいでラムは、浅香は取り逃がしてしまう。

 

目撃者を作ってしまったので、むしろ証拠を消すより増やし浅香に罪を着せようと偽装する。

その場合、ここに務武の遺体があったら、浩司が疑われてたと足がつく。

浩司である自分が浅香にやられたような状況を作る必要があるわけだから、自分の所持品でASACARUM作り、務武に強くハサミを握らせ、顔を自分に似せ、入れ替わる。

 

これで、ラムがしくじった仕事になり、務武が消息不明になり、秀一が事件を探る切欠になり、浅香はやられた上に自分をハメたラムを恨み、その恨みが消えてない皮肉としてあのメッセージで名前を作り、浩司に絡んだ駒を持つ。

 

ラム浩司は義眼になり、こっちも赤井家をまるごと消そうとする。

妻メアリーは、ヤバい奴らを敵に回したとなる。

 

 

一応、なんとなく筋は通ると思うけど、個人的にラムはもっと可愛い女性キャラであって欲しかった・・・

 

ただ、浩司がNo.2なら、前回のくだり的には一つズレる。

慎重居士、初志貫徹で良いコンビだけど、「名前は出てるあの方」が振り出しになる。

父・羽田康晴の名前は昔に出てないだろうし、流石に誰やねんってなるだろうし。

 

やはり、残るはメアリー世良、エレーナ世良の親の会社「セラエンジェル」とかかな?

最高の美を求めて!みたいな。

最高の美とは、塗りたくる事ではありません、細胞から変えるのです!

ヨボヨボのシワを剥ぎ取りましょう!シワをむくのです!シワムク(4869)

 

・・・だったら斜め上過ぎで逆に面白いかも^^;

ベルモットシャロン顔を剥ぎ取ったりするのは、その伏線でした~ってバカヤロ!!(笑)

 

 

名探偵コナン あの方 考察 4 

どーも、こめつぶです。

まず、前回の根拠から「AI」は大きく関わってる可能性がありますが

あの方がAIという事じゃありません^^;

 

私としては知る限りあの方像は、70~80歳の爺さん。

なぜなら、ご存知の通り、第一に「半世紀以上に渡るプロジェクト」だからです。

よく、半世紀だから50歳も含まれると思いがちですが、産まれたての1歳児が「さあ、プロジェクトを開始しよう」なんて事は無いからです。

 

少なくとも常識の範囲でそんな事を始められるのは、早くて20代。

場合によっては組織を立ち上げての半世紀ならもっと遅い可能性の方が高い。

 

となると、可能性的に二世代に渡ってる場合も濃厚。

70の子供なら一般的に50付近。

十分な貫禄だが、つまり、絶対あの方は、ものすごい年寄りとは限らないという事。

 

 

そして、そこを覆そうとする裏技の「若返り説」

あの方は、APTX4869を使って若返ってるという説だが、基本ありえない。

そもそも、あの方は薬で若返る事すら知らないと思う。

それを知ってたらピスコも「ここまで進めていたとは」と驚かないし

ベルモットもひた隠しにしてない。

大体、APTX4869は、哀ちゃんが最近作った代物でエレーナ版とは違う。

なのでそもそも使いたくても時系列的に使えない。

 

そして、曖昧になってるが、哀ちゃんいわく「肉体が幼児化する」とはっきり言ってるので、あの方はおろか、ベルモットすらそれを飲んで若返ったとも考えにくい。

 

以上の事からも、あの方は70の爺さんか、50のオジさんの可能性が高い。

ただし、勿論ベルモットの年齢の謎がある以上、100%の限定は出来ない。

あくまで、少しでも近づく考え方の一つだ。

その年代の人で残ってる人物を怪しんでみるのも良い。

 

 

個人的には、「慎重居士」が気になる。

石橋を叩いて壊すほど慎重は、勿論だがそこじゃなく「慎重居士」って言葉そのもの。

ベルモットの口から出てはいるが、ベルモットってそこまで日本通なの?

その言葉が表す性格もいかにも日本男児なイメージでジジくさい。

 

これは、本人が「私は慎重居士な性格だからな」とか言ってたのをそのまま使用してる可能性もある。

 

要するに、あの方はそもそも色んな理由から日本人ではないかと言われているが、この言葉からもその可能性が高まる。

ベルモットとも英語ではなく、日本語でメールし合ってたし、「帰ってきてくれ」ではなく、「帰ってきておくれ」とジジくさいし日本人らしさがある。

 

そう考えると、コードネームの酒。

ジンだのウォッカだのバーボンと様々だが、仮にあの方も酒に関連してるとしたなら、最強のボスがそれらの酒より弱い度数だろうか?

「あぁ、あの飲みやすいカクテルね♪」なんてアルコールだろうか?

それで組織的にも漫画的にも威厳が保てるだろうか?

 

そこで最高のアルコール度数の酒を調べたら、なんと日本酒らしいのだ。

米こうじを使い他の酒より一番薄めているからそう感じないかもしれないが、厳密には本来断トツらしい。

 

米こうじね~、コナンの中で米こうじさんなんていたかしら・・・

 

米こうじ・・・米、浩司・・・渡米した羽田浩司!?

 

一応、それっぽいのいた!

 

30歳くらいだとして17年前に死亡、仮に生きていたらおよそ50歳、上記の条件に一致はする。

棋士は当然あらゆる手を無限に考えやっと一手を指す、まさに慎重な職。

そして将棋はAIとも関わり深い。

最強を目指す為、人間以上の無限ルートを弾き出すAIと対戦し練習したりする。

現在、もう人間は敵わない人間以上の知能とも言える。

 

更に、羽田浩司の座右の銘は「初志貫徹」と、四文字熟語言いたがる共通点。

 

そして「あの方の名前は既に出てます」という作者の言葉に一番合致する名前しか出てなかった人物。

 

その辺を探るために赤井務武が羽田浩司事件に絡んだり、羽田秀吉が羽田家に潜入したり、赤井秀一がFBIに入ったのか。

 

 初志貫徹、初めに心に決めた志を最後まで貫き通す事。

半世紀も貫いてるならまさに座右の銘そのものの行動。

将棋の王には「飛」「角」「金」「銀」「桂」「香」「歩」七つの子である駒もある。

王=アーサー=アーサー・コナン・ドイル

 

そうなると子と言うより棋士=騎士で七つの子より有希子の言う「七人の騎士」の方のイメージに合う。

アーサー王の配下が円卓の騎士だし。

さては、七vs七+王同士で、将棋対決をイメージしてるのかも。

勿論、実際に将棋で勝負するわけじゃないですよ^^;

 

 

とまあ、こじつけられるだけで、絶対そうだなんて思いませんけど、どのキャラもが薄い根拠の中、割と濃い方かなとは思う。

生きている前提ですけど、死んだ事にするのが候補から外す基本的な手法でもありますからね。

 

あくまで一つの考えですし、実際の人物にモデルがいる人を悪の親玉にするのはどうかと思いますけど・・・

ちなみに、その将棋連盟谷川浩司会長は、皮肉にも会員のAIカンニングの件で責任取り辞任してます。

 

ただ、少なくとも将棋対局的なイメージ構成はあるかもしれませんね。

 

 

 

 

名探偵コナン あの方 考察 3 七つの子

どーも、こめつぶです。

全然、あの方考察になってないかもしれませんが、詰まるところそこに向けて考えてるという事です^^;

 

考察2で触れましたが、組織の目的は「人工的な肉体」そして「人工的な頭脳」が、大きく関わってくると思ってます。

 

まず、コナンの原作に書かれていない事は、推理対象にならないは前提です。

ただ、ものにより後に説明が入る場合もあるので、それを踏まえた見解です。

私の言う事に絶対的証拠が全てにあるわけでもありません。

可能性が他の道と比べどれだけ高いかを考えるような話ですので、そのつもりでお聞きください。

自分が一番常に疑って考えてます。

人から聞いてる感覚で、自分がいつでも異議を唱える準備をしながら聞いてるような意識で話してます。

自分がなるほどと思う事だけを自分で書いてる状態です。

ですので、もし読んでくれている人がいれば、何を指摘してくれても構わないというより、指摘しあいゴールへ到達したい気持ちが一番です。

 

保険のような言い訳が長くなりましたが、前回の続きとして医学で考えると、七つの子も解けるように思えます。

 

「七つの子」これは、組織に関わる重要なキーワード。

これが解けるならあの方もわかるんじゃないかと言われる謎。

七匹なのか七歳なのか、実際の歌でも疑問とされています。

 

そもそも、話は変わって聞こえるかもしれませんが、コナンは私の印象ですが

血の話と感じています。

殺人現場に流れる血は勿論、親子を繋げる血、恋人と繋がる血、家族から脈々と受け継がれる血筋。

赤い色、警察のサイレン、赤井家、タイトルのコナンのンの丸、その他色々。

 

赤井家にしたら相当その血で繋がった人物が登場しています。

哀ちゃんですら親戚のようです。

そこには血で繋がる「遺伝」が強く表現されています。

 

遺伝と医学で思いつくのは、メンデルの法則です。

優性の法則を成立させた人物。

簡単に言えば純系の特徴を持つ親からのみ、子がその特徴を受け継ぐという話。

例えば富士額の子は、その特徴を持つ親からしか生まれない。

 

例えば、赤と白が混ざっても優性遺伝上ピンクではなく赤になるという事。

当然、赤と赤なら赤になり、赤と黒なら二つの特徴を持つ赤黒になるかもしれないが

黒と黒が混じっても黒にしかならねえぜ。

実験を繰り返せば最高の肉体なんかも作れるのかも知れない。

 

 

そして、メンデルが実験に使用した明らかに対立する特徴的なエンドウの種子、遺伝子は全部で七種類。

全てはこの七つの遺伝子から始まった。

 

あくまでこれはコナンで説明された訳ではなく、歴史的事実なだけ。

けど、そういった基本事実に忠実で後々説明されるとするなら、「七つの子」は七つの種子、または七つの遺伝子の可能性はある。

 

ただ、それに近い双子や富士額などの話は、原作に描かれてるのも事実。

七つの遺伝子から何かを作り出そうとしているのか?

それに最高の頭脳を移植しようとしているのか?

それは全くわからないが、最高の頭脳と言えば、ジンの兄貴には違和感を感じる。

他人は勿論、父がいても言う事聞かなそうなオレ様キャラだが、「あの方の命令か?」「あの方の許しは・・・」と、幾度となく異常にあの方の考えに異論無さ過ぎ。

あんな人間があんな疑いなく誰かの言う事聞くだろうか?

もし、聞くならなぜ聞く?その考えに間違いは無いのか?

ならなぜそう思える?

間違えのない絶対的な思考を持つ「人間」なんていないのに・・・